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2人から好意を寄せられて恥ずかしくなって俺は屋上から逃げた…。
だって普通に恥ずかしいだろ……。
颯爽と歩く俺をクラスメートやら後輩が不思議そうに見つめる中俺は高校を出た。
街でも静かな俺のお気に入りの場所で座り込んで顔を埋める。
まだ心臓がドキドキしてる……。
皐月『…、何だよ…、2人して…、俺なんかを好きになるって……、訳わかんねぇ。』
2人の顔が忘れられない……。
何であんな平然と好きと伝えれるんだ……。
そう考え込んでると……。
白猫「にゃーん」
この場所で良く来る猫が擦り寄ってきた。
皐月『…、何だ?お前また来たのか?』
白猫「ぐるぐるぐる」
甘えてくる猫があまりにも可愛くて膝に乗せた。
皐月『……、俺もお前みたいに素直に慣れれば良いのにな……。』
白猫は不思議そうに俺の顔を見つめて甘えてくる……。
皐月『ははっ、ホントに可愛いやつだなぁ……。』
逃げてちゃ……、ダメだよな……。
向き合わなきゃな……。