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前回のあらすじ

詩葉と水族館デートに来た彗。詩葉に手を引かれ水族館へ入っていく…



~第七話 最高の時間~




水族館へ入ると正面には大きな水槽があり中にはたくさんのカラフルな魚たち。思わず俺は

「わあ…」

と声を漏らしてしまった。詩葉は隣で

「この魚可愛い…」

とクマノミを見つめていた。

(大人しくしてれば可愛いんだけどな…)

そう思っているのがなぜかバレたようで

「彗…今黙ってれば可愛いと思ってたでしょ。」

とニヤつきながら言った。もちろん俺は

「可愛いのは外側だけだからな。」

と反撃する。詩葉も

「彗もそんなカッコよくないでしょ!」

トゲトゲしい反撃を浴びせてきた。この言葉になかなかダメージを喰らってしまう。何も言わなくなった俺を見て

「クリーンヒット。私の勝ち。早く行こ、彗。」

と笑いながら俺の手を引く。そんな会話も心地よくていつまでもこのままいたい気持ちになる。だけどそんなことは言えない。急ぐとろくなこともないし。

「あんまデカい声出すなよ、水族館だぞ。」

前を歩く詩葉に言うと振り向いて

「ベー、だ」

と言った。大した返答もなかったので詩葉の隣に並ぶ。詩葉が立ち止まって水槽を見たから俺も隣でその水槽を見る。そこにはカニがいた。それを見て詩葉は

「なんかこれ彗に似てるね」

とニヤニヤして言ってきた。

「それ褒めてんの?貶してんの?」

不満げに言うと

「ふふーん、さあ、どっちでしょうか。」

と次の水槽へと歩いていく。するとアナウンスで

「この後十時三十分より、イルカショーを行います。ぜひご来場ください。」

とのこと。時計を見ると十時十五分だ。詩葉は

「やばい、見に行こう!」

と走り出した。

「走るなよ、ガキかお前は!」

俺も詩葉の背中を追いかけていく



つづく…




あとがき

押忍。前回は大暴れしてしまい大変申し訳ありませんでした。僕にも過去には彼女ぐらいいましたが彗みたく水族館でイチャイチャなんて出来ませんでした。そもそも遊びに行ったことすらありませんでした。泣きながら小説書いてましたよ今回は。

僕の恋愛なんてみなさん興味ないと思うので話を変えますが実はこの話、想定の内の40%ほどは書き終わっています。最終話はもう決まっていてそこまでにどこまで話を膨らませるかな~と言うところです。エピローグを見て貰えばわかるかもしれませんがラストはあそこです。後何話書けるかわかりませんが楽しんで読んでもらえればなと思います。

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