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この日兄弟はとある人物の家に来ていた
龍洸「加代子さん、今日はー!」
龍季が玄関チャイムを鳴らし、二人は元気よく挨拶する
加「二人ともいらっしゃい、今日はお願いね」
龍「はい」
二人はこの家の女性からカーテンの付け替えを頼まれていたのだ
加代子は、二人にとってはお得意様で依頼がくる頻度が一番多い
そして三人が親しい理由はもう一つある
豪「ようっ」
二人が家に入ると豪がソファに背中を預けて座っていた
その日は短時間で終わる作業が多かったため、豪は半休をとっていたのだ
そうここは豪が住む家でもある
そして加代子さんは豪の母である
洸「付け替えのお部屋はどちらでしたっけ」
加「そっちの和室にお願い」
龍「了解しました」
兄弟は豪への挨拶をすぐ済まし、和室へ向かい速急に作業をはじめた
作業は数時間かかり、終わったころには夕方近かった
龍「加代子さん、終了しました」
加「二人ともお疲れ様」
加代子は言葉とともに二人に報酬を手渡した
加「あっ!そうだ!二人にもう一つお願いがあったのよ」
龍「追加のご依頼ですか?でしたらお受けは・・・ 」
龍季が「できかねます」ときっぱり断ろうとすると、笑いながら制止された
加「ちょ、ちょっと待って笑 依頼人は私じゃないの。これからくるお客さんなのよ。私の古い知り合いでね」
それを聞いた二人はほっ、と一つ息を吐く
加代子は豪にも声をかける
加「豪!あんたにも聞いてほしい話なの!いいわよねー?」
豪「ほおーい」
リビングから豪の声がする
洸「あっ!じゃあ雪野さんにも連絡したほうがいんじゃない?」
龍「そうだな」
加代子に小春のことを説明し小春に電話を入れると、小春も家に向かうと返答した
小春が到着する前に玄関のチャイムがなった
加「あっ、いらっしゃい。待ってたの」
三人の前に現れたのは加代子より少し年上に見える女性だった
加「茜さん。この人たちが前に話したなんでも屋さん」
加代子がそう発言したあと、茜はゆっくりと四人の前に座った
兄弟は自分たちの自己紹介とエイ・アールの説明をした
それを全て聞いて納得した様子の茜は依頼内容の説明を始める
小春はその様子を見て、依頼書類に記入をはじめた
茜「ご依頼したいのはですね・・・私の息子のことでして、といっても今は家にいないのですが」
龍「息子さんをお探しなのですか?」
茜「あっ、いえ違います。息子は私が住んでる地域の病院に入院してまして、それで息子の部屋のお掃除を母が変わりに頼みにきたんです。あの子の部屋には入院してからほとんど入ってないので」
龍「お掃除ですか、勘違いして申し訳ありませんでした。ではご依頼はお受けしますので。小春」
小「はい。こちらの書類にサインと連絡先をお願いします」
こうして掃除の依頼が入った
そんな中他の四人の話を聞いていて豪は茜に不思議な雰囲気を感じていた