-雪斗side-
僕は昔から運動が好きで。
もちろん、委員で何かやれと言われたら
雪「僕体育委員!」
即立候補。
相手の子、誰でもいいんやけど。知り合いだと嬉しいな〜。
はるちゃんとか。
夕「あ、じゃあ私も体育委員やろっかな?」
お、夕海ちゃん!
雪「ゆうみちゃーん!よろしく、知り合いの子でよかった〜じゃあ僕がそっちいくね」
夕「私も知り合いが良くってさぁ。学級委員はちょっと…だけど」
雪「はるちゃん、僕夕海ちゃんとこいくから、僕の席使いなよ〜」
ありがとう、とかわいらしく笑うはるちゃん。
はるちゃんはどうやら余り物の凛と、余り物の文化委員らしい。
…まぁ蒼のことだから、多分余ってなくても凛のペアははるちゃんにしたんやろなぁ。
夕海ちゃんと話しながらも、
あの辺…凛たち周辺の席が気になり横目で見る。
あ。はるちゃんがなんか悲鳴あげてる。
で…
凛が…笑ってる。
誰にも分からないくらいだけど。
マジか。
びっくりしたぁ。凛の笑った顔なんて久々に見たかも。
あ、今度は蒼。
なんか目笑ってないな?怒ってんなぁ。
え、ちょ、はるちゃんなんか顔近ない?
蒼は…照れとる?
え、何…?
何言うてんの…。
なんで、蒼ばっかり秘密のこと、増えてくん…?
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