テラーノベル
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第1話
若井視点
俺には、好きな配信者がいる。
声も良くて、ファンサはしてくれるし
何より顔がかっこよくて、
たまに出す天然がギャップなのだ。
「 しっかりしろよ 」
「 だからお前上がれないんだよ 」
また説教だ。
何もミスしてないのに、俺のせいになされて。
パワハラだろこんなの。
クソ上司が。
なんて心の中に放っておきながら仕事を黙々と進める。
必ず定時には帰る。
じゃないと配信が間に合わないから。
10時ぴったりになるとみんなに挨拶をして職場を出た。
早く帰らないと。
ドンッ、
というぶつかる音がした、
「 すいません 」
「 いえ、こちらこそすいません 」
・
・
・
・
あの時は気にしていなかったけどあの声聞いたことあるな、
家に着くと仕事用の椅子に座りパソコンを開いた。
「 良かったギリギリ 」
画面には配信者が映っていて実況をしている。
この声たまらない。
顔もイケメンだし、こんな顔に産まれたかった。
「 今回は質問コーナー 」
質問コーナーだなんて珍しい。
いつもはゲーム実況なのに、
次々とコメントが読まれていく、焦って俺もコメントをしてみた。
「 将来の夢は? 」
・
数分後に俺のコメントが読まれた。
嬉しくて嬉しくて、一人で舞い上がってた。
「 将来の夢かー、 」
「 実はここだけの話、バンド組んでたんだよ 」
「 アーティストになりたくてね 」
アーティストか、こんなに声が綺麗なのだから続ければ良かったのに。
「 でもさー、」
「 1人抜けちゃってね、そこから過疎ってしまってさ 」
「 結局解散って形になったんだよね 」
そんな過去があったんだ。
「 ま、今はこうやって色んな方に見ていただけて嬉しいよ いつもありがとう 」
こういう所がモテるところだと思った。
他にも彼女いますかとか今一人暮らしなんですかとか身近のことを聞いている人もいた。
この人なら、アイドルなんて簡単なんじゃないかな。
とか思ってた。
ぼーっとしてるといつの間にか配信は終わっていて、暗闇に映っていた自分が醜かった。
いつまでこの仕事してるんだろ、
いつまでこの人に頼ってるんだろう。
段々と心が押され苦しくなってくる。
ベッドに倒れ込んでそのまま朝を迎えた。
「 やば、」
「 仕事、」
時計とカレンダーを同時にみた。
今日は土曜日、仕事は休みの日だ。
「 はぁ、」
朝からため息を着くなんて、縁起が悪いな。
「 なんか動画でも見るか 」
と、パソコンを開いた。
カーソルをうごかして行くうちに1件のサイトに目をつけた。
【 あなたの心癒します 】
馬鹿げたタイトル。
誰がこんなサイト開くんだよ 笑
でも俺なんでサイト開いてんだろ。
手が止まらない。
目が文字を追って止まらない。
癒す人の名前が記載してある。
田中。
高橋。
栗田。
大森。
大森、?
隣にある写真に目を移した。
この人。
配信者の?
数日後
インターホンが鳴る。
「 はい 」
扉を開けると笑顔で立っているあの配信者だった。
「 こんにちは心癒しサービスの大森です 」
頼んだなんて。
言い聞かせたくない。
家に招き入れ、ソファに座らせた。
「 何すればいいかな 」
「 じゃあそこで待っててください 」
何をすればいいかだなんて分からない。
今この空間に推しといるのだから。
「 トイレ借りるね 」
とリビングから声が聞こえて足音が近くなる。
「 はい 」
扉の開ける音がして、それから静かだった。
「 ねぇ、これって俺? 」
大森が入った部屋は俺の趣味部屋。
大森の写真や。
グッズなどが沢山置いてある。
「 あっ! 」
「 俺のファンだったんだ 嬉しい 」
「 じゃあ君だけ特別に、 」
特別に。
「 名前なんて言うの? 」
「 若井です。」
「 若井くんかぁ 」
「 若井くんだけ特別に配信してあげる 」
といった大森は俺をソファに押し倒した。
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続きは2000❤︎で書きます😣
今回のはコメ返しようかなって思ってます 笑
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コメント
13件
配信系大好きです…!新しいお話待ってましたっ🫶💕
うわぁぁ好きです!他と違った配信者系でまじで神です
えええっ、 最高です!!✨️✨️ 大森さん!若井さんをどうしちゃうのお...!?!?!? 見るのが遅すぎて... 返信は流石期終わりですよね、、