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事後トーーーク
side.もとぅ
朝、ぼんやりと目覚める。今何時だろ…あれ、仕事…。うっすら目を開けると、横には下着姿の涼ちゃんが眠っていた。
そうだ。昨日、初めてしたんだった。そして今日はオフだ。
体、特に腰回りがどよーんとしているけど、頭は割とすっきりしている。
大森「んん…ふぁあ…」
そういえば若井は、どこに行ったんだろう。昨日全部片づけさせちゃって、申し訳ない。
たぶん体を洗ってくれて、服も着せてくれて…ベッドもきれいだし、ほんと至れり尽くせりだな。
ぼーっと天井を見つめながら考えていると、ガチャリとドアが開いた。
若井「ふぅ…お、元貴。おはよ」
大森「若井、?いろいろ、ありがと」
若井「いーえ。体辛くない?ご飯作ったんだけど…」
大森「腰がやばそう…ここで食べる…」
若井「ん、了解。ゆっくりしといて。」
若井がご飯を作ってくれて、持ってきてくれるなんて、お姫様になったみたい。
それにしても、若井元気だったな。最後俺が寝る前も、余裕があって、なんとなく悔しい。
全部なんにも嫌がらずにやって、俺らより早く起きて朝からいろいろ働いて。イケメンすぎる。悔しい。
余裕ぶっこいてるけど、いつか涼ちゃんと抱き潰してやる。いっぱい啼いて、俺らにお世話されればいいんだ。
藤澤「んん…元貴…?」
大森「涼ちゃん…?おはよう」
藤澤「おはよぉ…腰が…ぅう…」
大森「俺も一緒…笑」
若井「元貴~おわ、涼ちゃん。おはよう」
藤澤「おはよ~ご飯だあ…」
若井「昨日は無理させてごめんね」
藤澤「ん~ん…ありがとう」
若井の作ってくれたご飯を食べながら、昨日のことを話す。
大森「涼ちゃん、怖くなかった…?」
藤澤「そりゃ怖かったけど、2人が優しかったからねえ…それに、なんか一つになったみたいで嬉しかった。これからも、したいなあ…なんちゃって」
大森「俺もしたい。正直、すっごいヨかった…」
若井「またオフの時は、集まる…?」
大森「ん、いいね…」
藤澤「へへ…なんか、レベルアップした感じで嬉しい!」
ニコニコしながら涼ちゃんが言う。
俺も、本当にそう思う。レベルアップしたし、なんかつながってる感じがいいよね。
若井「2人すっごいかわいくて、最高だった」
大森「んへへ…ま、余裕ぶっこいてた若井さんもいずれ、ね…」
藤澤「ほんとだよお…やられてばっかじゃ、ねえ」
若井「ええ?まだちょっと2人には早いんじゃない?笑」
言ったな?若井。その言葉、二度と言えないようにしてやる。俺は心の中で静かに燃えた。
藤澤「まあとにかく、全然大丈夫だったね」
大森「だね。これからも、よろしくお願いしますよ」
若井「うん。こういうのも、たまにはいいね。」
藤澤「よし、今日はオフだ!!」
大森「急に…?笑 なんか始まったんだけど笑笑」
若井「涼ちゃんワールド笑 よし、じゃないのよ笑」
藤澤「2人とも、今日オフだよ⁈ゲームしよ!!」
大森「その流れなのね笑笑笑」
若井「いいね笑やろっか」
ゲームやらなんやら遊び倒して、オフは終わっていった。本当に楽しい一日だった。
それから、スタジオの時にさらに距離が近くなった。あつーい目線付きで…。
事後の朝が一番難しい…。もっと頑張ります…
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