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ゆずき
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花梨
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これは、僕が高校生になった時の話。
一般の普通高校で、僕は一際目立つこともなかった。
初めて訪れた時の席は、左側の1番後ろだった。
席に着くなり、ずっと窓の外を眺めていた。
時間が経つにつれて、教室が騒がしくなる。
「おはよ!」
すぐ側で、女子の声がした。
僕か?
僕に話しかけているのか?
いや…違うよな。
「ねぇ、聞こえてないの?」
その時、軽く肩を叩かれる。
あぁ…僕だったのか。
「ごめん…ぼーっとしてて…」
振り返った時、言葉が出なかった。
まさに、誰もが思う美女だろう。
長いまつげに、艶やかな髪。
綺麗だった。
「あなた、名前は?」
「優」
「私、夢望!よろしくね」
「…うん」
「あ、ここが私の席か!」
そう言って彼女は僕の隣の席に座った。
これが、僕たちの出会いだ。
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