はじめに
・この作品はcishpです
・実在する方のお名前をお借りした作品になります。ご本人様とは一切関係ございません。
・腐向け作品、nmmnとなっております。こちらが苦手な方、理解のない方は閲覧をご遠慮くださいますようお願い致します。
・素人の書くものですので口調等おかしなところがあるかと思いますが、目をつぶって頂けますと幸いです。
・思いつきで書いたものなので話のまとまりがありません。暖かい目で見ていただけると嬉しいです
・両片思い
・互いにストーカー行為
メリバに近いかもです
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俺はciのことが好きだ
だけどあいつは相方としてしか見てくれへん。
やから仕方ないんやで
「ci……」
そう自分の部屋いっぱいのciの写真に向かって名前を呼ぶ
明日はciと会う約束がある
そこで俺はプレゼントを渡そうと思っている。
それは小型カメラ、マイク付きのししゃもねこ。
彼の私生活を見逃したくない。
彼の全てを知りたい
彼の知らないところなんてなくていい。
俺の独占欲からなるこの行動。
盗撮ましてや盗聴なんて犯罪だ。
そんなの分かりきってるけど俺だけを好きになればいいのにciが振り向いてくれないから仕方の無いこと。
俺をこんだけ狂わせたciが悪い。
後日
いつものように彼を迎えに行く。
やっと今日から彼の全てを知ることが出来るため気分は最高にいい。
ルンルンな気分で彼の家のインターホンを鳴らせば
「はーい」
なんて軽快な返事が聞こえる
その声すらも愛しい。
ドタバタと騒がしくなったと思えばドアが開く。
「おはよ!shp」
「ん、おはよー」
「はよ行こーぜ!」
元気がいいななんて俺と正反対なciを見て思う
今日は特に予定はないけどとりあえず俺らが2人で出かける時はメシに行くことは決定事項。
今日はどの店にしようか、なんて話しながら出発した。
「はぁ〜楽しかったな」
「久々にこんな楽しんだかもしらんわ」
「あ、そういえば」
「ん〜?」
ciと遊んでいればすっかり夜も更けてきた。
楽しんで忘れかけていたが今日の醍醐味、プレゼントがある。
「これ、あげるわ」
「んぉ?」
「ししゃもねこやん!ええの?」
「おん、」
「おそろいな」
「マジ?!」
やった〜なんて目をキラキラさせながらししゃもねこを眺める彼。
そんなに喜んでもらえるなんて思っていなかったからなんだか照れくさい
「ありがとーな!」
なんて素直に喜ばれてしまえばなんて返していいか分からなくて
「ん」
なんて返事になってしまう
恋している時特有の今の冷たいとか思われてないかなとか気にしすぎてしまう。
「んじゃ今日はそろそろ帰るか」
「せやな」
「今日はありがとな」
「こちらこそ」
「ししゃもねこまでもらってもーたしな!」
「そんな喜ばれると思っとらんかったわ笑」
そんなに純粋に喜ばれたらこちらも嬉しくなる
あげて良かったなと思うけれどうしろめたい気持ちもある。
彼が何か言った気がするけれど聞き間違いだと思いそのまま今日は解散した
「全部バレとるのに」
早速ciにあげた小型カメラ、マイク付きししゃもねこの映像を見ようとパソコンを開けば彼はまだ家に着いたばかりなのかししゃもねこを持って歩いているようだ
彼の向かった先はまだ俺が入ったことの無い寝室?のような部屋だった。
俺は彼の知らないところがあるなんて嫌だから見られることが嬉しかった
ガチャ
(やっと見られる……!)
「え……」
そう喜んだのも束の間
「はぁ〜気付かんわけないのになぁ」
彼の入った部屋には壁いっぱいの俺の写真に紫色の家具がちらほら
「なに、これ……」
写真の中には明らかに盗撮したと思われる写真が沢山あった。
俺が寝てる写真や店に入っていく姿。
俺の私生活の一部を撮ったものが壁を埋めていた
「shpぃ、そう簡単に信じたあかんで?」
「ッ……」
彼は俺があげたししゃもねこを棚に置きししゃもねこ、
いや、、俺に向かって話し始めた
「自分だけやと思っとったやろ?」
「警戒せなあかんで」
「お前が俺の事つけてんのも知っとるし盗撮だって盗聴だってぜーんぶ、分かっとんねん」
(バレ、てた、、?)
思わぬ展開に俺は困惑するばかり
頭はバレていたことへの驚きと俺自身がつけられていたことへの恐怖でいっぱいだ
「なぁshp」
(……?)
突然彼はパソコンを見せてきた
「は……?」
その画面にはある部屋の一角からパソコンを見ている俺の姿が映されていた
「やから、自分だけやと思ったら大間違いやで」
彼は悪い笑顔で俺を見ている
俺は恐怖を感じたがそれだけじゃない
心の中でどこか喜んでいるような
「c、ci」
「ん?」
「声も録っとるよ」
「まぁ、そうやろな」
「……」
何を言っていいのか分からなくて気まづい沈黙が流れる。
その沈黙を破ったのはciが先だった
「騙しとってごめんな」
「いや、俺の方こそごめん」
「ええんよ。」
「俺、shpのことが好きなんよ。」
「shpのことが好きすぎてこんなことしてもーてん」
「まさかshpも俺のことつけてるとは思わんかったなぁ」
「最初は気づいとらんかったよ俺」
「まぁ前からつけられとるなーってのは思っとったんやけどshpやとは思っとらんくって」
「気づいたんは割と最近やな」
たんたんと説明するci
いきなり告白されてなのにお互いのストーカー行為について話し出して頭が追いつくわけが無い。
でも、こんな状況なのに嬉しさがある自分が怖い
「な、shp」
「俺はお前のこと好きやけど、どうなんや?」
「……」
「わかっとるやろ」
「んふ、バレた?」
バレたも何も互いにストーカーし合ってるのだから好きも何も最初からわかっているものだろう
まぁ、でもちゃんと言ってやらんこともない
「すきだよ、悪いかよ」
「んーんありがとう」
「ちゃんと言ってくれて嬉しいよ」
さっきの悪い笑顔とは大違いで優しい笑顔をしているci。
そんな優しい顔で見られては顔に熱は溜まるばかり。
そんなの彼にもバレていて
「あ〜shp顔真っ赤や笑」
「うるさいわ……笑」
「なぁ」
「なに?」
「俺ら一緒に住んだ方が早いな」
確かに互いの私生活を知りたがっていたわけだから一緒に住んだ方が早いのは当たり前。
けどそんなの急に言われたらちょっと、なんというか、気恥しさというかその、
「なぁに考えとん?笑」
「ぅるさい……」
でもそんなふうに茶化されても答えは決まってる。
「一緒すもうや」
「ええの?」
「うん」
「俺らはそんぐらいしやんと満足せぇへんもんどーせ」
「ふはっ確かにな」
お互いものすごい遠回りしてたけどお互いが好きとわかった日に同棲を決めるなんて気が早いのかどっちなんだか。
でも今がとても幸せなのは変わりなくて、受け止めきれなくて現実とも思えない幸せなこの時が本物で、
「俺しあわせやぁ……」
「幸せなら良かったわ」
「え、口から出てたか」
噛み締めすぎて声に出てしまったみたいだ
恥ずかしいけどまぁ、幸せだし仕方ないと開き直る。
遠回りしまくりな恋だったけどまぁ、こんな関係でもいいじゃないか俺等らしくて。
「よろしくなci」
「お、よろしくなshp」
コメント
2件
なんですかこの神作!? 口角がッ…◜ω◝