テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
Day 3
wki
レコーディングに呼ばれた時に元貴がどこか不穏な笑みを浮かべていたのを俺は見逃さない。
余裕あるようで実はなかったり。元貴はほんと何考えてるかわかんないから。
俺が全部見とかないと。俺が元貴をしっかりさせないと。
レコーディングが終わって元貴のもとに戻る。今日はこれで終わり。
「元貴、?今日家行っていい?」
俺は元貴がなにかあったと思って声を掛ける。いつもそうしてきた
元貴が不安でいっぱいになったら、俺がそばにいてあげて
夜が明けるまで一緒にすごす。会話も何もしないときもあったけど元貴には
それが一番な気がする。
「いいよ別に、鍵。わたしとくね」
元貴は俺の誘いをあっさり受けて鍵を渡す。
さすがに無防備すぎでしょって思ったけど、昨日の夜が頭から離れない俺は
ちょっとだけ。ほんとにちょっとだけ期待して何もなかったのように会話を流す。
「はーい」「じゃああとでー、、8時くらいにいくわ」
omr
若井は今日俺の家に来る。こんなに都合のよく話が進むことあるか?笑えてくる。
若井が気にしてんのは確定。あとは準備だけ。