橙青って何気に初めて書く
橙青
妙R18
是非楽しんで見ていってください♪♡
「 愛してるの証明 」
───青side───
「愛してるで」
毎日朝昼晩
事ある毎にかけられる言葉
この言葉を聞くと
まるで魔法にかかったかのように
彼に夢中になる
「愛してる」
僕も愛してる
そう返そうと思ったけれど、
今日はなんだかいつもと違くて
心に変な違和感を覚えた
本当に、愛してるの?
口で言うことは簡単。
だったら、
彼は本当に僕を愛してくれてるの__?
急に不安で押しつぶされそうになった
「..青ちゃんは?」
僕が魔法の言葉を返さなかったから
彼はそう問いかける
『僕..っ、は、』
伝えたい言葉が喉を通らない
気持ちは嘘じゃないのに、
不安で不安で仕方が無くて
もしも僕以外にも同じ言葉を言っていたら
本当は愛されてなかったら
考えるだけで胸が苦しくて
『ねぇ、橙くん、』
聞きたくなかったことを、
聞いてしまった
『本当に、愛してるの?』
「どういう意味..?」
『言葉で言うことなんて簡単だよ、』
『本当に僕のこと..っ』
駄目だ、
彼は本当に僕を愛してくれてる
言っちゃいけない、
こんなことを伝えたら
せっかくの魔法が解けてしまうから
ぎゅっ..
急に、全身が暖かさに包まれた
『..何、』
「なんで、そんなこと言うん..?」
彼の声は聞いたことが無いくらい震えていて
「俺は心から青を愛してる」
『..っだったら、』
『愛してるって、証明してよ、っ』
自分でも何を言ってるのか分からなかった
でも今は、
これ以外に自分の気持ちが表せなかった
「..ええよ、」
「不安にさせてごめんな」
違う、
違うよ
謝って欲しかった訳じゃないのに
僕が、謝るべきなのに
こんなにも純粋で大切な彼を
傷つけてしまった事が
僕を更に苦しめた
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『、なんでベッドなの..っ』
「なんでやと思う?」
『身体目当てなの..ッ、?』
そんなわけないって
分かってるのに
どうして
こんなことを聞いてしまうんだろう
「ちゃうよ」
『だったら..ッ』
ぎゅぅぅ..っ(抱
彼はさっきよりも強く
僕を抱きしめた
「俺がこうしたかったから、」
「着いてきてもらったんよ」
「愛の証明は、また別の機会に」
「なっ?」
こんなに最低な僕にも
こんなに綺麗な笑顔を見せてくれる
『何それ..意味わかんない、』
「ええよ、意味わからんで」
「たださ、今は」
「こうしててもええ?」
『..いいよ、』
「青ちゃん」
「大好き..っ」
『..ほんとに、?』
「ほんとのほんと、」
ちゅっ..(口,付
頬に触れる柔らかい唇
『..っ、』
「青ちゃん、俺の事」
「嫌いやない?」
『嫌いじゃ..っない』
本当は大好きで、
どうしようも無いくらい愛してる
それでも
言葉を濁してしまう
「….そっか」
「なら、なんでもええわっ」
彼なりの精一杯の笑顔
どうして僕は
こんなにも無理をさせてしまうんだろう
どうして
こんなに彼を苦しめてしまうんだろう
嫌いじゃない
と
好き
=になっているように見えて
実はどちらも全くの別物
声に出さないと伝わらない感情
ぎゅぅぅぅっ…ッ(強,抱
時間が経つにつれ
僕を抱きしめる力が強くなる
空耳だろうか
後ろから、寂しい声が聞こえてくる
「青ちゃんっ…ッ」
君は僕を信用してくれてるのに
僕は君を信じてあげられていない
『..ごめん、』
『もう、こんな僕…ッ』
グイッ..(引,寄
僕の言葉より先に
彼は僕の目の前に来た
「お願いやから…」
「自分のこと、責めんといて、っ」
「俺、青に信用してもらえるように努力するから」
「やから、やからッ…」
「俺、別れたくない..ッ」
ああ、なんで僕
大切な人を泣かせてるんだろう
ちゅっ..(口,付
「好き、大好き..」
「俺の事嫌いでもええから..っ」
「だから、これだけは信じて」
「俺は、誰よりも」
「青ちゃんを愛してる」
こんなに幸せなのに
贅沢だなぁ、僕
『僕は、橙くんより愛してる』
さっきまでのが嘘みたいに
そんなことを言ってみる
これは嘘じゃない
本当の気持ち
「っ…」
「俺の方が愛してる..っ」
ちゅっ…(口,付
軽く唇が触れるだけのキス
愛してる証拠なはずだけど
僕はそれ以上を求めてみた
ちゅぷ、っ…れろ、っ..♡(舌,入
彼を悲しませてしまったお詫びの気持ちも込め
初めて、自分から舌を入れてみる
「ん、ふっ….」
身体をびくっと反応させる君
全身性感帯な君には
心臓に悪かったかな 笑
れろ、っ..くちゅ、ちゅ..
「ん、んっ…ッ、」
ぷは、っ..
「っぁ、ッ…」
顔が赤い君
それはきっと、僕も同じで
「青ちゃ…ッ」
『こんな僕でごめんね』
『僕のこと、全身で愛してほしい』
『不安が全部消えちゃうくらい』
「..」
「ええよ、」
「その不安、俺が全部無くしたる」
「愛してるで」
『..僕も』
『愛してる』
君を悲しませてしまった分
君が僕を愛してくれた分
僕は君の隣で世界一幸せになるから。
愛してる
end
本当にすきでいてくれてるのか
不安になる瞬間ってありますよね
そんな気持ちを小説にしてみました
ちなみに私は恋人居た事ないです
ばいちゃ
コメント
5件
あああああああ😭 純粋なのにドロドロな感じで可愛いすぎやし好き😭