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うざったらしい太陽が俺をギラギラと照らす。
余りにも照らすし、眩しいので太陽を睨みつける。しかし睨み合いをしても太陽の方が強い。
ので俺はすぐに目を逸らした、寝ぼけた頭で
今日の予定を整理する。そういえばと思い
俺はふとスマホの時計を見る
「あっ、、!」
俺は思わず声を出してしまった。そうだ、今日は面接の日。俺は一週間だけ看病人の募集で数十万という何ともラッキーな張り紙を見て
すぐに応募したのだ。その面接の
時間が一刻と迫る。
「急がなきゃっ、、、!」
急いで服に着替え、病院へと向かう
「えーっと、、302号室わっと、って、、」そこは普通の病室とは明らかに違うドアの作りで
俺は後悔を隠す様に息を呑んだ
(こんな所で入院をしている人なんて、、一体どんな金持ちだ、、?)
俺は緊張しながらも、ドアをガラガラっと
開けて、勢いよく中へと入る
震える手でドアを開け、俺は瞬時に言葉を失う
隣に立っていた人の化粧の濃さに言葉を失ったのではなく、なんと、ベットで寝ていたのは
白く半透明で、薄く血管の様な模様が
広がった花が、少年の片目が見えないほど
覆っていた。
分厚い化粧を纏った女がこちらに振り向き
「遅いわよあなた、面接はもう合格よ」
そう一言言い残して病室を出ていった、ドアが
閉まると同時に花びらがひらりとシーツに
落ち、シーツの白くてきめ細やかな肌が 血で化粧をされた。