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この 桜桃館 に 主人 と して 来てから は


ずっと 仕事 を している 様な 気 が する 。


書類作成 や ここ に 居る

フレグランスドール 達 の 事 を 覚えたり 。


今にも 頭 が 張り裂けそう だ 。


する と


「 主人さーん 、 入っても良いかしら? 」


と 襖 の 奥 から 声 が 聞こえた 。


その 声 は なんだか 可愛らしい 少女 の 様 な 声 だ 。


あれ 、 フレグランスドール は 皆 、 男の子 だよね …


頭 の 中 に ハテナ が 沢山 浮かんだ 。


「 主人さーん? 」


「 あ 、 ごめんね 、 どうぞ 入って 。 」


「 失礼しまーす 。 」


する と 長くて つやつや な 白い 髪 。


綺麗 に 輝く 黄金色 の 瞳 。


フレグランスドール は 皆 人形 で 男の子 。


でも 目 の 前 に 居る 子 、 グルマン 。


通称 ルマン くん … さん …


どう 呼ぶ のが 正解 だろう 。


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