ごめんなさい混乱してるんです。
あんなのに…何故、1000も……???
どうもこんにちは、或いははじめまして。
宝石の国、最終巻、発売されましたね。
ちゃんと買いに行きました。
もうぼろぼろですよね、物凄く。
特装版買いたかったんですけど、そんなお金が、無くて……泣
ということで二話、どうぞ。
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どうやら今僕は言語を覚えさせられてる途中らしい。
横ではレッドがにこにことまるで太陽のようにくったなく笑っている。
「僕の事呼んでくれるかなぁ〜楽しみだなぁ〜」
妙な期待が胸に刺さる。とは言っても実はもう言語は喋れるのだ。
喋らない理由はもう少し学を、そして休みが欲しい事。
学はここから生き延びる為、休みは単に疲れているというだけ。
とは言うものの、新しく転生したこの体は、イヤ、”元の体“は悪夢を見なかったらしい。
だから元気だし充分な睡眠も取れる。
こんな優良な体があるなら少しは自分の思考を休める為に休みが欲しいのだ。
「…という訳で今日はここまでにしておこう。」
「フォスフォフィライトも、私の言語が聞き取れているか分からないが、もう休んでもいい。」
「先生ありがとね!フォス、行こ!」
………考え事してたら終わってたみたいだ。
僕はレッドに腕を掴まれ強引に引っ張られる。
力加減は分かってくれているのか腕は割れなかった。
「ここをね、もう少し真っ直ぐ行くと綺麗なお花畑があるの!そこでフォスに花冠作ってあげる!」
「先生の言ってた、シロツメクサ?だったけ、それも入れて作るからね!」
レッドは意気揚々と花畑へ走る。どうしたらそこまで元気になれるのだろう。羨ましい限りだ。
少しずつ見えてくるその花畑は、僕が昔生まれた頃よりもとても綺麗で、色とりどりであった。
こんなのを生で見るのは初めてで思わず見とれてしまう。
レッドはそんな僕を横目に
「ふふ、綺麗でしょ!僕ここがお気に入りなんだぁ、だからね、僕みたいな子が産まれたら絶対ここに連れてきたかったの!」
とても楽しそうに、そして愉快に笑ってた。
「……きれい、だね…。」
思わずぽつりと出たその言葉。気付く頃にはもう遅かった。
レッドは僕の声を聞いてとても嬉しそうにしながら
「フォス!貴方喋れるの!?しかも綺麗で可愛い声!ねぇフォス、僕の名前言える?」
花畑を目の前に嬉しそうに興奮しているレッドはどうも様になる。
「れっ…ど?」
どうしてだろう、久しぶりに声を出すせいか声が出にくい。
「そうだよフォス!ちゃんと言えて偉い偉い!」
ふふっ、と微笑むレッドは優しく僕の手を引き、そして花畑の中心へと誘う。
そこに僕とレッドはちょこんと座った。
レッドは終始楽しそうに花冠を作り、僕はそれをゆっくりと眺めていた。
数分もするとその花冠も綺麗な色のまま完成したのだ。
それとわかった事がレッドはとても手先が器用な事、綺麗でか細い花の枝を優しく編む。
僕の知ってるヤツらよりもとても綺麗に編むもんだから思わず見入ってしまった。
完成した花冠をまじまじと見詰めるとレッドは満足した様に頷き、僕の方に体を向けた。
「はいフォス!これはフォスのね、フォスに似合うから!」
そう言って僕の頭に優しく花冠を乗せるととても楽しそうなレッドが笑った。
「やっぱり!僕の目に狂いは無かったぁ!この花とフォスのコンビはやっぱり似合う!先生に見せに行こ!」
そう言って先に走っていくレッドを少し見詰めた後、僕は慌ててレッドの元に駆け寄った。
やっと追い付いた頃にはレッドが先生に僕の事を見せようとした所だった。
「ねぇせんせー聞いて!さっきフォスが喋ったの!それで偉い偉い!ってした後花冠作ったんだ〜!どう?フォスに似合うでしょ!」
レッドがそう話した後先生はゆっくりと僕の方を向き、優しい声色で話した。
「あぁ、似合っている。それにしても話したということは本当か…?」
「ほ、んと、だよ。せんせ。」
まだ安定しない声で話す僕を見て優しく撫でてくれる先生の手は何処か懐かしくすら思った。
そういえば…僕が最後に撫でられたのっていつだったか、もう覚えてすら居ない。
手を離した後先生は「もう日も暮れる。二人は寝てなさい。」とだけ話した後どこかへ行ってしまった。
勿論尾行しようと思えば出来るのだが、
「フォス!一緒に寝よ!」
…コレだ。元々この一緒に寝よ、のせいで僕が何度欠けたか…。
前一度首を振ってみたがとても悲しそうな表情をしてたので断るに断れない。
手を引かれ、また布団に入り、眠る。
今日の夢は、多分、いや、ずっと。
忘れない。
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はあはあはあ…語彙力無くて吐きそう。
夢の内容、何にしよう、(考えてない)
まぁ悪夢とは行かないように、します。ハイ。
いいね40とかいけば続きつくります。
バイバイ👋👋
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