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桜「それでどうしてそこまで帰らそうとしたんだ?」

遥かに言われて…それになおかつ、真っ直ぐな目で見られると…。

楠木『あーっ、面倒臭ぇ!』

俺の声にビクついたのであろう、背中から分かる恐怖心に怯えた身体。



怖がらせたくなかった、大切にしたかった。

なのに……、つい言葉に出てしまう。


楠木『…はる!ごめんッ、つい野良に居た時と同じような感じになっちまう……。不本意だが、少し離れようか。』


桜side


離れる??何で?

俺は我慢してた……、楠木は短気ですぐ怒る癖に俺には怒らない。楠木のグループの人達にはめちゃくちゃ起こるけど、それは…俺のこと好きってことじゃないのか?

俺だけ我慢してたのか?


桜「……分かった。」

楠木『…ごめん、すぐ迎えいく、それまで待っててくれ。……本当にごめん、毎日電話する!本当なら会いたい…、でも。俺は周りから復讐される人間だ、だからこそ、離れたい。お前が強い人間だって事は知ってる、でも、だからこそ!俺と関わりがないようにして欲しい。全てが終わったら迎えに来るから……。何も知らないで居てくれ。』


桜「…分かった。でも!ちゃんとッ!帰って来いよッ!待ってるからッ!!!」


待ってて欲しい。誰の手にも渡したくない。

気付けば好きになっていた。

初めて会った時ギラギラした顔、喧嘩腰で俺に話した時からかもしれない。

俺はずっとお前だけを特別にみていた。好きで好きで堪らなくなった。


だからこそお願いをしたんだ。


世話焼きで俺がしんどい時に来てくれる奴を。



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