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「おは…–––,」
ばしゃぁぁぁぁん‼︎
顔と体に大量の水が掛かる
「冷た…」
僕に水をかけた人と周りにいた人はくすくすと僕を見て笑っていた
ちらっと僕の机を見ると案の定大量の落書き
こんな事して何が楽しいんだろ
制服と少し伸びた髪からぽたぽたと水の滴が落ちる
「ははッ!先生が来る前に掃除しとけよ?笑」
僕はそれに黙って頷くことしかできない臆病者
逆らうとどんなことをされる?
そんなことわかりきった方
それは小学三年の夏頃–––
〈小学三年の夏頃〉
「いやッ!泣やめてッ…‼︎泣」
「っるせぇな、逆らったテメェが悪いんだろ」
複数人の男子生徒に囲まれて腕を拘束されていた
「男の癖に髪の毛伸ばしてきもちわりぃ」
そう言って僕の髪の毛を引っ張る
「いだぃッ…泣ぃたいよぉッ…–泣」
「こんなきもちわりぃ髪の毛切ってやるよ」
「ひッ…いやッ、やめてッ…!泣」
そう言った男子生徒はハサミで僕の髪の毛を挟んだ
音を立てて落ちた僕の髪の毛
「ほらよ、こっちの方が涼しいだろ?笑」
「あッ、あぁッ…泣」
その日から僕は不登校になった
怖かった
もう、あんな気持ちになんてなりたくなかった
またあの気持ちになるぐらいだったらいじめを受けた方がまたマシだ