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黒神鈴でーすはじめようか。
注意事項は1話をどうぞ。
ここではアンチが出てきます。ご注意下さい。
…僕の、地獄の日々がはじまった。
必死に痛みに耐え、押し付けられる仕事、傷……
……やばい、配信時間だ。
はやく、はじめないと。
カチッ
「はいどうも皆さん、◯時◻︎分になりました、剣持刀也ですよ〜」
<剣持が、予定時間より早い…だと…!?
<まだやってたのかよこのカス
<剣ちゃん…成長したね…
<不老不死ってキモくね?
<剣持…?大丈夫か?熱か…?
ああ、なんでだろう。
こういう時に限って、アンチコメントが目に入る。
見ちゃダメ、見ちゃダメだ
気持ち悪い
クソだろ
さっさと引退しろ
ウザいわ、ほんと。
ダメ、だ。
ミュートに、しない、と…
「…っひぐッ、ごめん、なさ、…」
ダメだ。ミュートになってない。
はやく、はやく、はやく…っ、
視聴者を…リスナーを心配させちゃ、だめだ。
<剣持!?
<大丈夫か、?
<泣き真似?だとしたらやめてくれ……
心配してくれてる。でも、
<きっしょ
<そうやって仲間につけるつもりか。
<うわ、ないわ。
「ごめん、なさいッ、ごめんなさいッ…」
カチッ
配信を、切ってくれた。
そこにいたのはー
「な、んで、ここに…っ、」
「…涙なんて、貴方らしくないですよ、剣持さん。」
「しゃちょっ、」
「1人でかかえるのはよくないっすよ、とやさん。」
「がっくんッ、」
「落ち着いたっすか?」
「大丈夫ですよ。ゆっくりで構いません。」
社長が、僕が好きだと言っていたココアの缶を前にことり、と置いてくれた。
「これ、どうぞ。飲んでいいですよ。」
「は、ぃッ…」
「…とやさん、…話せないなら話さなくていいです。…でも、もし話せるなら…話してくれないっすか?」
「我々はいつでも剣持さんの味方です。」
「がっくん…ッ、しゃちょぉ…ッ、……ぅん、はなすっ、」
「……成程。」
「…加賀美さん、スーツ、スーツ。」
「ハッ……失礼しました」
力を強く握りすぎたせいか、社長の服はシワができていた。
「んふふッ、やっぱりゴリラだ。」
…あれ。なんでだろう。
涙が、出ている。
「け、剣持さんっ、大丈夫ですか、?」
黒神 鈴
黒神 鈴
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「ど、どこか痛いっすか??」
「ううん、大丈夫。ちょっと、安心しちゃって…ッ」
…あぁ、久しぶりに笑った。
「…もう、僕だけが頑張らなくていいのかな。」
「…ええ。そうです。」
「…だからとやさん、今はゆっくり休んで下さい。」
「ぅ、ん……ふたり、とも…ありが、と……」
…すぅ、すぅ。
「…寝ましたね。」
「…加賀美さん、なんで分かったんすか?」
「…私も少々、…『人ならざる者』の方に近いので。」
「…」
「それじゃあ、俺は今から情報収集してきますんで、とやさんお願いできますか?」
「ええ、勿論。…スケジュール見ましたけど、これはちょっとお説教コースかなぁ。」
「いひひっ、とやさんの顔が楽しみっす。それじゃあ、また来ますねー」
ぱたり。
「…大丈夫ですよ、剣持さん。…もう、二度とあんな傷を負わせない。」
見ていたのだ、彼も。
剣持が、傷つけられる所を。
そして、不破も気づいていた。
そこにいない、伏見だって。
剣持はのちにこう語った。
大人、恐るべし。
ーーー
安心しろ、まだ物語は続く
ではまた別の小説で、
ばいばーい