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「起きたのね、良かったわ!」
「綺麗なお嬢さんですね。とりあえずパンツ・・・」
「んメロリィィイン♡
まるで眠り姫みてェだったが、目を覚ませば更に・・・♡」
「・・・何言ってんだエロコック」
「んだとこのクソマリモ」
・・・えーっ、と。
なんだろう、このTHE・個性!!みたいな人達。
パンツ見せろ云々抜かした野郎に関しては骨だ。・・・骨!?
「ルフィくん!骨がいる!!」
ヒィィッ、と思いきり抱きついて彼の後ろに隠れた。
「ありゃブルックだ。良い奴だぞ!」
「こんのクソゴム・・・
さりげなく腰に手ェ回しやがって・・・!!」
私を置いてどんどん話を進めていく彼等。
今のところゾロさんしか、顔と名前が一致していない。
クイッとルフィくんの服を引っ張り、一人ずつ名前を教えてもらった。
「うん、全員覚えた。
えーっと、○○です。よろしくお願いします・・・?」
なんだかよくわからないけれど、今度は私がこっちの世界に来てしまったらしい。
「○○ね、よろしく。
私もよくわからないんだけど、ルフィがしばらくお世話になったみたいね。
起きてすぐのところ悪いんだけど、教えて欲しいことがあるの」
「私に分かることなら・・・」
ナミさんとロビンさんの圧倒的美貌に若干ビビりながら、無い胸を押さえてルフィくんを拾った経緯から何から、全て話した。
「───成程。
とにかく、うちのルフィが迷惑かけたわね」
「ええ全くです」
「否定せんのかいッ」
長鼻のウソップさんにツッコまれた。
「結局、何もわからないわね・・・」
「ロビンにも分からないなんて、もうお手上げよ・・・」
頭を抱えて表情を歪めるナミさん。
そんな表情も美しい・・・。
思わず見とれていると、私に抱きついてたままのルフィくんからイビキが聞こえてきた。
「・・・え、寝るの?」
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コメント
1件
the 個性…。。その通りですね…。 来週も楽しみです♪