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めちゃくちゃ続き気になります! 立原(இдஇ`。)
立原視点
俺には好きな奴がいる。
中学校の入学式の日
その日は小学校からの先輩から逃げていた。理由は単純。柔道部に入れ、とうるさいから。
人混みから少し離れた場所。
「ここまで来れば大丈夫か…」
ガサガサッと、その瞬間近くから音がした。
先輩に見つかってしまったのか?!
と、俺は思い近くの茂みに隠れた。
すると、そこに来たのは
白い髪で先端だけ赤く、耳に鈴をつけた少年、条野だった。
俺は条野をみて数秒固まってしまった。
綺麗だ…。彼の周りを舞う桜、
そして何より彼が。
その瞬間、俺は条野に恋をしてしまった。
所謂、一目惚れというやつだ。
俺がその場から動いたのは条野が去ってから数分後だったと思う。その時は、初めての感情に驚いて何も考えられなかったんだと思う。
俺は…、あの人に一目惚れしたのか?
いや…でも相手は男だぞ?そんな事あるわけ…。
俺は自分は別にあの人の事を好きじゃない、あれは錯覚だ、と言い聞かせた。
でも、そうする度に心は違うと叫んでいた。
それに俺は気づかない振りをした。
俺は気を取り直して自分の教室に向かった。
まぁ、初めての場所で一人で教室に行こうとした俺がバカだった。
ヤバイヤバイ。迷ってしまった。そこら辺に居る人に聞くか?いや…でも、全員忙しそうだし…。
「大丈夫か?」
「フェッ?!」
驚き過ぎて変な声が出てしまった…。
恥ずかしい…////。
「えっと…、何でしょうか?」
「いや…ただ、困っている様だったから」
その人は黒い髪に頬に3つのマークがついていた。鐵腸である。
頬のマーク、わざわざ墨とかで塗ったのかな…。
俺はつい、間抜けな事を考えてしまった。
いや、だって気になるじゃん?!
「どうした?俺の顔に何かついているのか?」
「いえ!何もついていません!」
「!そうか、なら良かった」
彼は一瞬驚いた様な顔をしたがすぐに、微笑むような笑みを浮かべた。
鐵腸(俺にも…こんな時があったな…)
「話は戻るが…、何か困っているのか?」
「えっと…はい。実は…」
彼に事情を話すと、彼は教室の場所を案内してくれた。そして、お礼を言って別れた。
教室に入ると1箇所だけすごく注目を浴びている所があった。そこには、先輩から逃げていた時にあった少年がいた。その少年を見た瞬間、俺の心臓は高く鳴り出した。それはもう、俺が彼に恋をしているという何よりの証拠になった。
錯覚でも何でもなく、
俺は本当に彼が好きなんだ…。
俺は先生の話の時なども全部上の空だった。頭の中には、俺の3つ前の席の彼、条野の事しかなかった。
つづく
あとがき
何か…立原視点が長くなった。次回もまた立原視点です。
いやー立場の好きな人が遂に分かっちゃいましたね。これからどうなるんでしょうね。楽しみ(((o(*゚▽゚*)o)))。てゆうか、立条のタグつけといた方がいいかな…。よかったらコメント下さい。来なかったらルーレットで決めます。
それでは次回また会いましょう。
ヽ(・∀・)バイバーイ