テラーノベル
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タイトル「くち」
作:ねこむすび
※コレはフィクションです
※主人公小学生設定
昔のことを語ろうと思います
私は昔、イジメに遭っていました
だから反論したんです
でも、緩むどころかキツくなるだけでした
だから強く反論したら、
「え?何?キッモ」「実際キモいじゃん」「あーごめんごめんwこれ本心じゃないからw許して許してw」
と言われました
耳を塞いでも、目を閉じても、胸騒ぎは鳴り止まず、ずっと鳴っていました
友達とカラオケに行っても、ゲーセンに行っても変わりませんでした
泣きたかったです
反論したいんです
でも怖かったです
またイジメられそうだからです
だから、ずっと耐えました
その日からマスクを付けました
何も喋らないようにしました
筆談や身振り手振りを使って会話しました
そうしたら、興味が無い奴だと思われて離れるかと思ったからです
良くなりませんでした
「天然気取り」や「ぶりっ子気取り」と言われました
悲しかったです
ずっと涙で枕を濡らしてました
何で私だけなんだろうと思いました
私が何かしましたか?
教師は共感するだけで改善しませんでした
親は話しても自己責任と言いました
次第にネットに入り浸るようになりました
そこで、優しい人と会いました
その人は私を家に招待してあげました
私はそこに行ってしまいました
あそこから逃げたくて
危険だと警告している心を無視して
その人は私に手を出そうとしました
だから、パニック状態になってフライパンでその人が気絶するまで叩きました
自分が壊れました
自責と言い訳が入り混じって吐き気がしました
そのまま逃げるように帰りました
私は自分の口が怖くなって、憎くなりました
疲れました
さようなら
テーマ「口」
コメント
20件
口は災いの元。口から出てしまった発言は二度と取り消す事等出来ない。 たとえ其れが、誰かを崖っぷちに追いやる発言だったとしても。 …主人公の子は、何時しか幸せが訪れると良いな。