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眼球アイスピックです。
武田「」
桜井『』
桜井side
アイスピック。名前聞いてても見たことはない、逆に見たことはあるけど名前は知らない人が多いもの。
居酒屋を始める前までは俺もあまり知らなかったテレビで見てるものの名前までは知らなかった、先端が鋭くて氷を砕くものそれだけ覚えていたから。
今日は貧ちゃんと久しぶりに会う日だった。
ガラガラッ
店の扉が開く音がした
「カンタロー!久しぶりー!」
姿を見せたのは貧ちゃんだったガリッと氷を砕く作業をしていて顔を上げて笑顔を向ける
『貧ちゃーん!久しぶりー!ここ座って!』
カウンター席にある椅子を引いては貧ちゃんを歓迎するように動く
置き忘れてたアイスピックを見ては貧ちゃんに視線を向けると、刺したらどんな反応をするのだろうと気になってはダメだと頭を小さく横に振り
「ん?カンタローどうしたの?」
『あぁ、何もないよ!何飲む?』
なんでもないと振る舞っては貧ちゃんにメニュー表を指差して何飲みたいか聞いてみて
「んー、じゃあレモンサワー!」
『了解!』
もう少し小さく氷を砕いてはグラスに氷を入れてレモンサワーを手際よく作っては貧ちゃんの前に出す
『レモンサワーです!』
「ありがとう!んじゃ!久しぶりの出会いにかんぱーい!」
自分は水の入れたガラスでカンッとグラスをぶつけて2人して一気に飲む
『んぁ”ー!うっまぁ!』
幸せそうな笑顔でグラスをテーブルに置く
ピッとテレビをつけてはいつもの日常的な居酒屋だがいつにも増して人が少ない、というか貧ちゃんしか来なかった。
それもそうだろう月曜なのもあるが看板をオープンにしていない
「今日、人いないね?」
『まぁ月曜日だし大変なんだろ』
なんて誤魔化すように喋り
このまま数分、数十分、そして一時間と経ってはすでに貧ちゃんはベロベロに酔っていた
「んひぃ、もういっぱーい!」
『これ以上はやばいぞー?』笑
「いーのー!!」
なんて呑気に沢山飲んでいて微笑ましいが一時間前のことが忘れられず、今ならできるんじゃないかと思った。
行動するなら今しかないと思い店の扉の鍵を閉めに行き誰も入れない空間を作る
「ん?カンタロー?」
酔って眠そうな目を擦りながら視線を向けてくる貧ちゃんは綺麗な瞳だった
その綺麗な片目を今から刺すんだ、ぞくっとするキッチンに戻りアイスピックを手に取った
「んねー、カンタロー?なんか喋ってー?」
俺の考えてることがわからない貧ちゃんはずっと話しかけてくる酒を待っているかのように返答をずっと待ってくれている。
『ねぇ貧ちゃん』
「ん?なぁに、…?!」
グサッと音がしそうな鈍い音がテレビの音と混じる、眼鏡のレンズを貫くほど酷く強い力で刺せた
「ッ…ぁ”ッ、」
声にならない悲鳴を出して悶えてる、可愛い。
貧ちゃんってみんなより弱いから助かる
「ぃ”ッ〜…」
痛いよね、ごめんね貧ちゃん?今抜いてあげるから
抜いてあげると血のような涙のような液が零れ落ちる
「ぁ”ぁ”ッ、」
雑にメガネを外し目を抑え、椅子を引いて逃げ出そうとする貧ちゃんだが酔っていて足元がおぼつかないのかすぐに床に倒れる
『逃げないで貧ちゃん?』
貧ちゃんの上半身に跨るようにしては震えているのを感じ取る
「や、やぁ”ッ、ひどッ、」
何を言ってるのかがわかんない、きっと
「やだ、ひどい」
って言いたいんだろう、ちゃんと喋らなきゃ人に伝わらないのにわからないのかな…
だから頭弱いんだよ貧ちゃん
『俺は酷いことしてないよ?だから嫌がらないッ、…』
退かすように貧ちゃんからドンッと押される、昔よりかは力が強いがびくとも体は動かない
『…なに?喋って?』
「ぃ”ゃッ、」
アイスピックを持つ手を見ては貧ちゃんは頭を横に振るばかりだった、僕は貧ちゃんの少し痛がってる反応が見たかっただけなのに。
また、刺すしかないね?
貧ちゃんの手を退かしては腕を上げ思いっきり刺した目に向かって刺す
「ぃ”あッ!?」
無駄に広くて密閉空間のこの部屋に酷く鈍い音と貧ちゃんの悶える声しか響かなかった、変にテレビの音が小さく聞こえる
「ごめ”、ごめ”っ、なさ”っ、…」
なんでこんな事されているか分からない貧ちゃんはとにかく分からないまま謝るしかなかった
別に謝って欲しい訳じゃないのに、笑