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髪を切って、服を好きな物にして、

ぼくは昔より、明るい人間になりました。

そのおかげか、ぼくは6年生にして、ようやく友人が増えました。

そのころには、ぼくの格好は男性に間違えられうこともあるような見た目だったので、

友人から、「火那はなんで男の格好をしているの?」と聞かれることもよくありました。

俺は、好きな格好をしているだけなのに、、

ぼくは、少し悔しかったです。

でもそれを言えるわけでもなく、

かっこいいでしょ?

と、よく言っていました。

小学校では、制服もなく、男女で分けられることもなかったので、ぼくは、ほぼ男として過ごすことができました。

なんとなく察して、色々考慮してくれる友人もいました。

とても嬉しかったです。

やっと、火那という人間として生きているような気がしました。


火那として生きて12年、小学生として生きて6年。初めての幸せだと言える時代でした。

自分らしく生きることの幸せを知りました。

後に、性別のことも話せるようになる友人にも出会えました。

辛いも、嬉しいも、沢山の事を経験しました。

一生の思い出です。

火那という人間について。

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