テラーノベル
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僕の名前は大森元貴
滉斗と付き合って数年は経つ
でも滉斗は何股もしている
最低なクズ男だって分かってる
分かってるけど捨てられない
逆に捨てられたくない
僕は滉斗にとって都合のいいやつだ
いつも通り僕はソファーでテレビを観ていて
滉斗はダイニングテーブルの椅子に座って スマホをいじってる
おそらく僕以外の誰かに好きとか愛してるとか送ってるのだろう
てか最近、滉斗から好きとか愛してるとか言われない
なんならキスとか深くまではやらない
それ以上もない
僕、捨てられたの?
そう思うと焦りと不安が出てくる
すると滉斗はトイレに行った
珍しいことにスマホをテーブルに置きっぱだ
僕はすぐに滉斗のスマホを見た
「ぅゎ、、」
ホーム画面を見て僕は心が削れていった
ホーム画面には事後であるであろう
滉斗ともう1人は僕と系統が似ていて僕よりちょっと色気があるような人だった
2人はレンズに向かってディープキスをしている
2人とも口角は上がっているがしっかりと
唇と唇をくっ付けている
突然滉斗のスマホに1件の通知が来ていた
だがFaceIDが必要みたい
僕は自分のスマホをポッケから出して滉斗の写真を見つけた
その写真を滉斗のスマホにかざした
FaceIDは見事に開いた
僕は覚悟を決めて画面を覗いた
そこには滉斗と「るい」というやつのLINEがあった
「この前さ生でやったせいで今お腹痛いよ 」
これが今来た着信
これを見て失望はしたが僕はもっと過去のトークを見たくなった
どんどんスワイプをしてしまった
「今日のご飯は滉斗の好きなやつね」
「まじ?嬉しいありがと」
「滉斗〜靴下忘れてるよ?笑」
「やらかしたー笑」
「滉斗とのキスが1番気持ちいい」
「俺もお前とが1番気持ちいい」
僕は滉斗のスマホをダイニングテーブルの上に置いた
そしてソファーへとダイブした
目からは涙が溢れて止まらなかった
ガチャ
滉斗がトイレから戻ってきたみたい
さっきと同じようにスマホをみて少し微笑んでる
その姿に僕はもっと目から涙が溢れてきた
ふと滉斗は僕の方へ目線をうつした
「えっ、元貴なんで泣いてんの?」
驚いたような顔をしているが原因はあなたなのに
「…別に、ドラマみて……感動しただけ、」
「ふーん」
そこまで興味がなさそうな表情で
またスマホへと戻った
「僕はもう寝るね」
「おう、」
どうすれば滉斗の1番になれるのかな
るいって人はすごく可愛らしくて色気があった
僕ももっと可愛くなって色気を増せばいいのかな
そんなのどうやって、
次の日
「滉斗いってらっしゃい」
「おう、今日は晩飯いるからよろしくな」
「うん」
滉斗のカバンを持って滉斗の手元へと渡した
そして「いってらっしゃい」と手を振りながら
見送りをした
僕はそのあと洗面台に行って自分の顔をよく見た
今の僕は隈が少しあって髪は長く綺麗ではなく乱れてる
唇も乾燥しててぷるんとしていない
確かにこんな姿じゃ惹かれないか
僕はアイロンを出してコンセントをさした
自分の部屋にある棚の1番下に隠されてるコスメたちを 久しぶりに出した
チーク、涙袋ライナー、パウダー、ハイライト
リップ………
様々なコスメたちを洗面所に並べた
まずは下地から
メイクをする手が蘇ってきたようだ
でも今回のメイクは派手ではなくナチュラルに
結構時間がたった頃、ようやくメイクができた
「これはナチュラルメイクだよね、?」
あとは髪セット
髪はオイルでベトベトにしたりはしない
髪もナチュラルに
右手にアイロンを持ち左手は髪を掴んだ
ふんわりと、僕に似合う感じに
犬感を出して……
「できた、、」
僕の中では結構いけてると思った
さあ、これで振り向いてくれるかな
念のために色気を出すために鎖骨が見えやすい緩いダボダボなトレーナーを着た
首元には甘い香りの香水を
るいというやつと同じ条件であるものを作り上げることができた
弱くて都合のいい僕とはもうおさらばだ!
「ただいまー」
滉斗が帰ってきた
僕は今キッチンで夜ご飯の用意中だ
「えーまだできてないッ……て、、」
滉斗はキッチンにやってきて僕の前に立って
フリーズしていた
これは成功しているのか?
「滉斗ごめんね。今日はちょっと忙しくて」
「えっ、、ま、うん」
ぎこちなくて可愛い
僕は再び料理へと戻った
その時!
ぎゅっ
滉斗は僕を後ろから優しくハグをした
そして僕の首元に顔を埋めていた
「ちょ、急にどうしたの?」
「今日の元貴、好き」
こんなこと言われたのいつぶりだろ
滉斗は僕の首を舐めたり吸ったりし始めた
「ちょっ、//…くすぐったい」
滉斗は止めずに僕の服の中に手を滑らせて
揉んだり、いやらしい触り方をしていた
「元貴、俺我慢できないから」
続…………
コメント
1件
もうほんとに最高すぎて口角どこかへ行きました。続き楽しみにしてます🫣