テラーノベル
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#二次創作
#原作無視、キャラ崩壊、口調迷子
#嫌われ
運命なんて、時々ひどく意地悪だ。
本当に欲しいものほど、手の届かない場所に置いていく。
4 月 2 8 日
サクラが舞散った。
風はまだ少し冷たくて、それでも何処かやわらかかった。
桜 色 の 便 箋
淡く滲むような色は、もう散ってしまった季節を思い出させる。
口にラムネ味の飴を放り込んで、自分の気持ちを誤魔化しながら、
便箋をポケットに突っ込んだ。
彼の名前を書くのは簡単なのに。
その先に続く言葉を書くことができなかった。
このまま終わってしまう気がしたから。
彼はあくまでも、
「 守る 」 側の人間で
私はその外側にいる
ただの存在。
本来ならば、交わることすら許されない関係。
それでも時間は残酷で、
ほんの一瞬だけ、
その境界を曖昧にした。
「 また、会えるのか。 」
紅い夕暮れの中で彼がそう呟いた時、
私はスカートの裾をシワができるくらい握りしめた。
何も答えられない。
ア イ を 知 ら な か っ た 。
よくいる、親からの愛情を注がれなかった
カワイソウな子、ではない。
私は親からも友達からも必要とされてきた。
だけど
皆がよく言う ア イ シ カ タ をよく知らなかった。
コメント
1件
第1話、読ませてもらったよ! 「守る側」と「その外側」って境界線の描き方がすごく切なくて、胸にきた。特に夕暮れの中で彼が「また、会えるのか」って呟くシーン、スカートの裾を握りしめる描写が静かに感情を伝えてて好きだわ。 ラムネの飴で気持ちを誤魔化す感じとか、高校生のリアルな距離感が出ててグッときた。 続き、めっちゃ気になる! 次話も楽しみにしてる🔥