この作品はいかがでしたか?
266
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初めまして、海音です!
文ストと呪術廻戦にドハマりしてしまったので、これをきにシリーズものを書いてみよう!という事で書きます
不定期ですがよろしくお願いします
誤字、脱字、口調崩壊などがあるかもしれません
それでも良いよ!って方はどうぞ!
「愛してたぜ……」ドサッ
1人の言葉と1つの音がその場に響き渡った
その言葉と音の主は中也だった
私はすぐさま中也に駆け寄ったが………
息をしていなかった
私は嫌でもこの現状を理解してしまった
そう、中也が死んだのだ
私が汚濁を解くのが遅れ
中也の身体が限界を迎えてしまった
私のせいだ
私のせいで中也が死んだ
アハハッ……私の大切な人は何故皆離れていってしまうのだろうか
もういいや……
「中也が居ない人生なんて……世界なんて………」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
太宰視点
次目を覚ました時は病院にいた
(私はまた生きてしまったのだろうか?)
なら今回だけはこの忌々しい生命力を恨もう
私はこの世で生きる意味を失ったのだから
(……それにしても赤子の声しか聞こえないねぇ)
等と思いながら自身の手を見てみると…
(え………赤子の手?
いやいやいや。私今年で22だよ?
こんな赤子のぷにぷにした可愛い手な訳……
あったね!感覚繋がってるもの!)
そう。どうやら私は転生してしまったらしい
其れから少ししたら私の『今世の親』に会った
父親と思わしき人はとても厳しそうな人だが何処か優しそうで
母親と思わしき人はとてもふわふわした雰囲気をしていた
二人の会話から盗み聞きた?事だがどうやら父親は有名大学の地理の教授をしているらしくとても頭が良いらしい
そして母親は元研究員の現役女医だった
(うーん。どうやらとても裕福らしい家庭に生まれたようだね
ま、中也が居なければ意味なんてないんだけどね)
と思っていたのもつかの間
2人はこんな『僕』に愛情を沢山注いでくれた
そして両親は僕のお願いはなんでも叶えてくれて、僕の嫌がることは一切やらない&やらせない
言わば親バカのようだった
まぁそのお陰で僕は順風満帆な人生を遅れており、今は名門私立の中高一貫校に通っている15歳になった
「ふんふふーん。今日の夕食は何かな〜♪」
「っと、ただいまー!………?」
何時も聞こえてくる母の返事がない
ただ単にその事だけだ違和感になった
普通なら、何時もなら出掛けてると思っただろう
だけど僕はそう思えなかった
(玄関は至って普通。廊下も特に変化なし)
等と考えながら歩いているとそこに待っていたのは_
唯それだけだった
母は『其奴』に刺されたのか血を大量に出しながら倒れており、父は『其奴』に抗ったのか壁に打ち付けられながら大量の血を流しながら倒れていた
そして『其奴』は気を失っている父を未だに殴っていた
思考よりも身体が先に動いていた
僕は『其奴』が気づかないうちに近付き、触れた
その瞬間『其奴』は何もいなかったかのように跡形なく消えた
「お父さん!お母さん!」
僕はもう息をしていないだろう2人を呼び掛け続けた
嫌だったから
目の前の光景が
両親の死という光景が
前世で友人と恋人を亡くした時の光景に酷く似ていたから
でもそんな足掻きも意味がなく
「もうその2人は死んでるよ」
見知らぬ人が嫌で受け入れたくない現実を突きつけてきた
「ツッ誰!」
咄嗟に出た怒鳴り混じりの言葉
「ん?僕?僕は五条悟って言うよ」
特に何も感じていないように返答を返してきた
白髪の髪に黒のアイマスクの様なものを身につけた高身長の男性
(この人が女性なら少しは僕の怒りも消えていただろうか
あぁでももう女性に興味のきの字もない僕からしたら意味無いや)
なんて考えていると五条悟と名乗る男性は言った
五「君の両親を殺したであろう犯人、知らない?」
包み隠さず聞いてきた
其れは両親の死に対面して精神的に苦しんでる少年に聞くことか?なんて思ったけど敢えて言わないでおこう
「………消えた」
五「え?」
「だから、消えたの。その犯人」
多分消えたなんて返答に困惑したのか、一瞬男性は固まった
その後「うーん」やら「あー」やら言いながら男性は聞いてきた
五「君、身寄りある?」
「無いけど……」
というかさっきから思ってたけど僕の今の現状知ってて聞くこと?其れ
普通慰めとかの言葉1つ位あるんじゃないの?
いやこの人馬鹿そうだしないか(失礼)
五「なら僕のところに来ない?」
「……は?」
五「いやだからさ、僕のところに来ない?って」
いや聴き逃したわけじゃないから
なんならきっちり聞こえた上で「は?」なんて言ったわけだし
まぁ別に行ってもいいけどさ
「いいなら行く」
五「ほんと?ならこれからよろしくね〜!」
うんこの人馬鹿だ(失礼Part2)
というか能天気すぎる
というか今更だけどこの人黒いな
いや黒か?まぁいいや
ん?というかなんでこの人走る準備して…
五「という事でレッツラゴー!」
「……はぁぁ!?」
この人ほんっと馬鹿だ!
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