やって来ました
『幸せを呼ぶ青い鳥』
今回も書いていきます
では
どうぞ
青い鳥を追いかけていると
また少々広い場所に出た
中心に大きな樹木が1つ立っていた
そこにはある程度の穴が空いていた
中に入ると少し暖かかった
🎹「…ここなら寝ても大丈夫かな…」
青い鳥を見つけた時の僕は
限界を忘れていた
一休みする為、横になり目を閉じた
どのくらい経ったのか……
辺りは夜明けと共に明るくなっていた
僕はふと、バッグの存在を思い出した
焦りすぎて背負っていた事も忘れていた
そこには、母が小腹が空いた用にと
作ってくれたおにぎりが2つ入っていた
僕は1つ手に取り頬張った
母の手作りの味を口にして
涙が出てしまった
🎹「美味しいなぁ、」
おにぎりを大事に頬張っていると
声が聞こえた気がした
微かではあったが、僕は聞き逃さなかった
🎹「誰かいるの?!」
僕の声が辺りに響く
一瞬静まったがまた話し声が聞こえた
僕は声のする方に歩いて行った
🎹「どう…して……」
そこに居たのは
いるはずも無い
元貴と若井だった
🎹「ふ、2人とも…!」
僕は走って近づいた
でも2人は僕の方を振り返らなかった
🎹「高氏と綾華みたいに幻覚なのかな、」
僕の声が聞こえていないと分かると
少し心に傷がついた気がした
2人がまた何か話し始めたことに気づき
耳を澄ませた
🎤?「次の新曲」
🎤?「涼ちゃんできるかな」
🎸?「どうだろう」
🎸?「キーボードがメインだしね」
🎹「え……?」
🎸?「涼ちゃんには難しいよ」
🎤?「だよね~、」
🎹「元貴…?若井…?」
メンバーからの衝撃の言葉に
僕は息をのむことしか出来なかった
いつかそんな事を思われるのかな
そう考えていると目が潤んできた
🎹「ダメだ、僕が泣いてちゃ、」
悔しさのあまり、目から大粒の涙が零れた
🎹「なんでこんなことに…」
🎤?「__だよね~」
🎸?「やっぱり?使えないよな」
🎹「ッ、」
はっきりとはきこえなかったが
きっと僕の事を言っているんだろう
🎤「涼ちゃんも__」
嗚呼、もう僕は…
せっかく、高氏にも綾華にも、
勇気を貰えたのに、
僕なんて………………
またまた変な所で区切りました
やばいね
10話分も行かないかももしかしたら
ご了承ください
では
またね!
コメント
6件
いや、主さん天才ですか?
続きが気になる(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク