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一緒に帰る２人
裕太：今日は色々とごめんな
彩歌：え？何で謝るの？
裕太：だって…勝手に覗き見しちゃうし、昔の記憶も思い出させちゃったし…
彩歌：そんなの気にしないで良いのに…
裕太：ん〜…
彩歌：原田くんって優しいんだね
裕太：え？
彩歌：何も悪く無いのに謝ってくれるもん
裕太：そりゃあ…まぁ、うん…
彩歌：原田くんらしいね
裕太：ありがとう…？
彩歌：全然良いよ。これからもよろしくね？
裕太：おう
裕太：（俺やっぱ…藤倉の事好きかもな…）
？？：…
そんな会話をある人物が聞いていた
翌日
裕太が廊下を歩いていると…
？？：おい
裕太：ん？
１人の男子生徒に声を掛けられる
裕太：誰？あんた
？？：俺は森崎裕翔。Ｂ組だ
裕太：はぁ…
裕翔：おい原田
裕太：…何だよ
裕翔：お前、彩歌ちゃんとどう言う関係？
裕太：彩歌ちゃん…？
裕翔：藤倉彩歌だよ。お前いつも話してるじゃねぇか
裕太：まぁ、うん…
裕翔：何であんな馴れ馴れしいんだよ
裕太：そりゃ同じクラスなんだし話すだろ
裕翔：邪魔なんだよ
裕太：邪魔？
裕翔：お前だよ
裕翔：良いか？彩歌ちゃんは俺のもの。お前とじゃ彩歌ちゃんと釣り合わないから
裕太：…
裕翔：おい、分かってんのか
裕太：分かったよ…
裕翔：絶対だぞ？関わってんの見たらただじゃおかねえから
裕太：分かったってんだろ…。耳悪いのかよ
裕翔：うっせぇんだよ
そう吐き捨てて裕翔は去っていった
裕太：…
裕太は、裕翔に憎しみを抱いていた
裕太：（あんな俺のものだって強調して…何がしたいんだ…？）
謎に包まれる裕太だった
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