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「 桃色の期待① 」
桃「………」
なぜかソワソワしている彼。
それにわけも分からずにただ夕飯の支度をする俺。
ないこは昔っからオムライスが好きやからな、オムライスでも作ったろうかな。
なんて考え事をしながら冷蔵庫を開ける。
卵があればなんとかなるな。
青「ないこー、オムライスでいいか〜?」
桃「あ、…うん!ありがと…!」
やっぱりどこか上の空やな…
さっきからそうやったけど今日のないこの様子がおかしい。
…さっきは配信があるのではないかと心配してくれていたが明らかにそうではない。
そもそも俺の活動面で心配するようなことは他には残っていないはずだ。
青「……ないこ?どしたん?」
桃「な、なにが…?」
青「いや、なんか変やで?」
桃「………なんもないです」
急に敬語で返してくるないこ。
いや絶対になにかあったやろ、なんてツッコみたくなる。
それを我慢してオムライスを作っているとないこが腹を空かせたのだろうこちらに歩いてくる。
桃「手伝う」
青「ん、テーブル拭いといてくれる?」
桃「おけ」
青「あんがと」
軽く頭を撫でてやる。
満更でもなさそうな表情をしてリビングへと戻っていく。
青「ほんまにどうしたんやろ…」
続く…