第2話「照れ屋のナチス君」
※何でも大丈夫な方どうぞ。
コツコツコツ
早足で歩くのは、焦りと怒りを募らせたナチスであった。
「くっそぉ…こんなの恥ずかしくて出来ないんだが…///」
既にフライングと言えるくらい顔を赤らめている彼。
が、しかし。
ドンッ
俯きすぎて誰かにぶつかったらしい。
「ぉわッ おい、前を見t」
「…前を見てなんだ?ナチス。」
なんと彼がぶつかったのは、身長180㎝以上ある巨体の男ソ連だった。
「何だとはこっちの台詞だぞ、お前には目が付いてないのか?いや付いてないのか笑」
見ただろうか?ナチスはこれからソ連にしなければいけない事が山ほどあると言うのに…
2人が言い争っていると…
[ナチスさんッ!紙に書いてある事早くしてくださいよー]
(その声は…日本じゃないかッ!)
すっかり自分のやるべき事を忘れていたナチス
慌てて紙に目を通す。
「おい、何してるんだ?」
何故か覗き込もうとするソ連を振り払い、出来そうな物を必死で探す。
何故こんなにも滑稽に見えるのか…笑
(くそッ…本当はこんな事したくないが今はこれが1番マシだッ!)
バッ!と緊張しながら彼に向き直る
「おぃ、要件があるならはやk」
「えっと…その…ごめん…。」
「・・・は?ポカン」
「……もしかして、ぶつかったのに対してか?」
元から赤い顔がさらにトマトのように真っ赤になるナチス。
「ぐわぁーッ!だから嫌だったんだ///彼奴に謝るなど、屈辱!」
顔を隠すナチスとは裏腹にソ連の頭の中ははてなマークだらけだった。
(あの、ナチスが謝るだと??何かの間違いじゃ???)
「いいかッ!この俺が謝るのなんて貴重なんだ!しっかり覚えておけよッ///」
アニメの悪キャラが退散する時にいいそうな台詞を言いながらナチスはその場を逃げ出した。
ダッ、タッタッ
(…こんなのを全部やれと?冗談じゃないぞ?)
早足で駆け抜けるナチスの顔には確かに恥じらいではない別な表情が見えた。
「何か、アホだな彼奴…笑」
(お互いいい感じですね〜♡フフフ)
2人の会話を下心オープンで見ていた国がいたことは内緒。
次回「日本、忍びたるッ!」です。
それでは。と言いたいところですが後少し。
早速、ナチス推しの方がリクエストしてくださいました!
写真を載せていい許可を貰えたので載せますね!
いいですね〜腐腐
早すぎるとナチス君のプライドがズタズタになってしまうのでもう少し後で…
待っていてください!
それでは、また次回。
コメント
7件

こーゆーのが一番好き!!!作者さん神なのか!?次回作、陰ながら楽しみにしております!

ニコォ、、、((() 口角ぶち上がるッ!!てぇてぇ!!!
フヘヘ…ニヘ…