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コメント
2件
今回も最高でした! 続き楽しみです! あとらおちぐ好きなのめっちゃ分かります…( ˇωˇ )
第25話、お読みいただきありがとうございました!!
本日はけちゃ目線です!
ここのところ文が長すぎたので、今日は短めにできるよう頑張ります!
『化学反応』の話をちぐにしてから、どうも、ちぐと一緒にいる機会が増えたような気がする。
ご飯に行った翌朝、ちぐが出勤前に僕のもとを訪れてきた。
💙「けちゃ〜、おはよう!!」
もちろん、いつも通話していたいとか、そういうのはちぐのいつも通りの行動なんだけど、こんなに僕の顔を見ないと心配なことでもあるのかな、
その日のお昼過ぎ、あっちゃんも僕の元を訪ねてきたんだ。
❤️「なぁ、最近ちぐが不思議なんだよ、けちゃは何か聞いてるか?」
ちぐが朝、家に来たことを話したら、あっちゃんも不思議がっていた。
やっぱり何かあるのかな。。。
そして、あっちゃんが帰った後、入れ違いのように、ちぐが再び会社から帰るついでに僕の家に寄っていった。
寂しがりやにしては会う頻度多くないか?
それに、もう一つ気がかりなことがあった。
まぜちのLINEの既読がつかないこと。
その日は一日中、祈るように、僕はLINEの画面を度々確認していた。
このことをちぐに打ち明けると、
💙「俺、今日けちゃの家に泊まって、明日出勤前にまぜたんの様子見てくる!」
と言い出した。
聞く感じ、出勤もしてなければ、discordで見かけたメンバーもいなかったみたい。
ちぐは何か焦っているみたいに見えた。
別に泊まることは構わないけれど、彼の焦りが不穏な予感を漂わせていた。
あれ、さっきまで僕は朝の支度をしようとしていたはずなのに、、、
気づくと、目の前に巨大な本棚。
辺りを見回すと、僕はめちゃめちゃ広い空間にあるたくさんの本棚に囲まれていた。
うぉおお、誰がこんな量の本読むんだぁ?
好奇心に任せて、きょろきょろして目を凝らしていると、本棚に挟まれた通路の真ん中に光っているものがあった。
近づいてみると、一輪の紫陽花の切り花が光に包まれて空中に浮いていた。
ピンクと紫の綺麗なグラデーション、うっとり見惚れてしまう。
不意に、なんとなく焦る気持ちがした。
あの人を探さなきゃ、
そう思った瞬間、しんとした空間に一筋の風が僕の頬をすり抜けていく。
あっちだ。
そして僕は本棚の森の中を走り出した。
脇を見るとさっきの紫陽花もついてくる。
もちろん、ぎょっとしたんだけど、それよりもぎょっとすることがあった。
走りづらいと思ったら、僕の手足がどんどん小さくなっている。
そんなことあるぅ?!
でも、今の僕にはどうでもよかった。
いや、よくはないんだけどね???
見つけないと、救わないと、、
だけど、その相手はわからない。
体が動く、気持ちが焦る。
今見つけないと、永遠に会えなくなっちゃう。
そんな気がした。
💜(「けちゃおさ〜ん」)
僕の名前をこう呼ぶ唯一の人。
1kHzの耳に刺さる、一度聴いたら忘れられない声。
あれ、この人の名前なんだっけ?
顔も思い出せない。
その人を探さないといけないんだと分かったけれども、この声以外、何も手掛かりがなかった。
🐯「誰かお探しかい?」
背後から声がかかる。
振り返ると、蠍座の恒星アンタレスのように赤く光る少年が立っていた。
僕は息を切らした呼吸を整えることすら忘れて、彼にいう。
🩷「僕、探している人がいて、なんか救わなきゃいけない気がしてっ・・!!」
🐯「キミ、名前は・・?」
何か思い当たることがあるのだろうか。
怪訝に僕の顔をのぞいて尋ねてきた。
🩷「・・・僕、けちゃお。」
その瞬間、
🐯「あぁ〜〜、、、」
と眉間に皺を寄せて、めんどくさそうに頭を掻く。
そして彼は、僕に手を差し伸べて言った。
🐯「俺はらお。キミの探している人、どこにいるか知っているから連れて行ってやるぜ」
手掛かりがないのなら、少しでも可能性のある方向にかけてみるしかない。
僕は彼の手を取った。
あとがき
あの、らおちぐ好きすぎるんです、、、
ちぐさくんの隣は絶対に、絶対に、らおくんであって欲しい、というなんかそういう気持ち。
けちゃまぜもそうなんですけど、相思相愛な様子伝わってきて、口角が飛んでいきます。
そんなニヤニヤしている自分がスマホに写っているのを見て、自分にガチ引きするっていうね、、、、
他グループやそれまでの繋がりの経歴が明確にされている、という一見弱点な部分かな、と思うんですけど、だからこそ昔からの繋がりを大切にしているのが伝わってくる、これもAMPTAKの魅力なんじゃないかな、と感じています📣💜🩷❤️💛💚💙🌈