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あれから、10年後・・・・
「キャー!!岳(がく)様よ!!」
「今日もとても麗しい」
「付き合ってくれないかな~」
「馬鹿ね。あなたなんか相手にされるわけないじゃない」
この学園の頂点に立つ男
――――九条 岳(くじょう がく)
「生徒会の皆様もいらっしゃるわ!!」
「琉唯(るい)様~」
「春城(はるき)様~!!」
生徒たちの中心を歩くのは如月学園の華。
―――――『生徒会』
「岳様、そろそろ、お時間です。」
岳と呼ばれた男のとなりに、控えてた男が言った。
「そうだね。そろそろ向かわなければ。彼女のもとへ」
男は口元を怪しく緩めるとそう言い放った。