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ー放課後は先生のとなりでー
学パロ(教師:noさん 生徒:yaくん)
他の王道カプもチラつきます
もしかしたら続くかもです、
呼び出しを受けた。
たぶん、テストのことだろう。
そりゃあそんなに勉強してないし、勉強する気もなかったから当たり前のことだと思ってた。
jp:ぎゃははは!!お前補習かよー!!頑張れよな!!!!
ur:俺らはギリ回避したからな!!
ya:うぜーー……
野次2人を無視しながら既に人気が少ない第二校舎へ向かう。
HRが長引いたため時間がギリギリだ。
et:…yaくん?
rn:あ!yaくんじゃないですか〜!
急ぎ足で呼び出された場所へ向かっていると女子2人に声をかけられた。
ya:rnとetさんじゃん、ここ高等部の場所だよね? なんでいるの?
虹桃学園(適当)は中等部は第1校舎、高等部は第2校舎、その他実験室や美術室等は第3校舎と別れている。
中等部で同じの2人がここにいるのはおかしいのだ。
rn:rn達はnaさんを待ってますっ!!!
rnが少し大きい袖をぶんぶん回しながら答える。
rnがいったnaさん、という人物は高等部の女子、それなら合点がいく。
et:今日日直らしいよ、さっきすれ違ってさ
et:ここで待ってろって言われたんだよね、
rn:yaくんはどこいくんですか?
ya:あー…呼び出されたんだよね、
et:えええええええーーーーっ!?!?!?
急にetさんが大きな声を上げる、
et:ゆ…yaくんに彼女が……???
ya:ちげーよ!!!
et:違うの!?!?
ya:違う!!!
rn:天才なのでわかりました……、柄の悪いヤンキーにでも呼び出されてるんですか……!??
ya:違うって!!!
et:大丈夫だよyaくん、いつでも頼ってね…??
そういいながらetさんはどこから取り出したのか、釘バットをかざす。
いや怖い怖い……
ya:ただの先生からの呼び出し!!成績があれだったの!!
そういった瞬間2人は目を合わせた。
……表情コロコロ変わっておもちゃみたい…
et:っま!!私達も別に呼び出しとかはされてないけどね!!!!yaくんお疲れ!!!!
rn:でででですよ!!!天才なので!!!!
ya:されたんだ……
隠すの下手だなぁ……
na:2人は前の宿泊研修で実行委員やりましたもんね、だから許されたんですよ♪
後ろから声が聞こえる。
ギギギギと振り向くと先程話題に出ていたnaさんがいた。
ya:驚いたじゃん…やめてよ、
et:ちょっnaさーん!!言っちゃダメだって!!
na:ふふ、ま、yaくんお呼び出し頑張ってくださいね♪
ya:はーい……
rn:というか、時間大丈夫なんですか?
ya:へ……?
廊下の壁にかかっている少し老化した時計を見る、ろうかだけに(散れ)
今のは忘れてもらうとして…
rnの発言で思い出した、時間がやばい……
ya:わっまじじゃん!? またね!!!!
na:さようならーー!
et:転ばないでよねーーー!!?
結局時間には間に合わなそうだ。
ya:(勉強もできないのに時間も守れないとか思われたら最悪……)
憂鬱な気持ちになりながら俺は少し古いドアを開けた。
no:あ!やっと来ましたねー!!!遅刻良くないですよ!?
開けた瞬間に声をかけてきたこのイケメンは水城尚輝先生、担任は担当していないが理科教師として働いている。
若いかつ爽やか、さらには少しドジという面で女子生徒から大きな支持を得ている。
ya:初めまして……
no:初めまして!僕は水城尚輝です!!紅谷くんの補習を担当します!お願いしますね!!
うーん眩しい……
圧倒的な爽やかイケメンパワーに圧倒されながら指示された椅子に腰掛ける。
ya:先生って、理科以外も出来るんですか?正直日向先生とかそこらへんかと思ってました。
日向先生とは、日向竜也、通称たっつん先生。
中等部も高等部もやっている先生で、高校の担任を持っている。
主教科もその他の教科も、なんでもこなし、なんでも教えられるいわゆるハイスペ先生。
no:日向先生は最近忙しいらしいですからね!なので僕が君を指導します!!
no:意外とこう見えて僕、元塾のベテラン先生でしたからね?
結構若く見えるけど、この学校に入る前に塾やってたんだ…
俺が少し驚いた顔をすると水城先生はやってやったと言わんばかりに得意な笑顔を見せた。
no:さ、雑談はここできって勉強を始めましょう!
ya:お願いします……
水城先生との放課後補習を受けるようになってから数日目の3限のこと、
ya:あ”ーーーーあちぃ……
ur:体育とか意味ねえって……!!
そう、俺ら3年生は猛暑の中体育に駆り出されていた。
そう言いながら今まさに運動中のjpを見る。
少しの年齢差がある高校生に優勢だ。
…そう、高校生と合同だ。
高校生は年下に負けまいと熱が入ってるし……
中学生は…、いや、中学生の女子達は……
モブ:日向先生ーーっ!!!この試合勝ったら褒めてくださいねっ!?
モブ:先生暑くないですかっ!?わ、私の水筒入ります!?
モブ:日向先生!!私のタオル貸しますよっ!!
tt:大丈夫、俺は見てるだけやし…!!
そう、日向竜也先生に良いところを見せようと必死である。
jp:たっつんせーんせっ♪
tt:うお、j……緑川、試合お疲れ様。
jp:ふふーん♪
試合が終わったのだろうか、先程までjpと試合をしていた先輩達が暗い顔をしている。
…負けたのかな。
jp:先生、放課後いつものとこでね♡
tt:……わかってるって…//
ya:……??
日向先生顔少し赤い??
声小さくて聞こえないや…
ur:ふーーーん……
ya:何ニヤけてんのさ……
ur:いや?
片眉を上げてニヤけるur。
こいつは人一倍耳がいいから聞こえたのだろうか。
jp:〜〜♪
ルンルンでjpがこっちへ向かってくる、
ur:jpさんお疲れ〜
ya:先輩に勝つなんてすごいね、流石スポーツマン…
jp:ま、見られてたし、いいとこ見せたいしね♪
ur:……ニヤニヤ
ya:????
jpが何をいいたいのかわからん……
ur:次俺だし、言ってくるわ
jp:頑張ってねー!
ya:打ちのめせーーーー!!!
urの試合を見ていたが、ふと実験室に目がいった。
特徴的な青い髪……
ya:(水城先生……)
そう、俺はまさかのまさか、水城先生に好意を持ってしまったようだ。
補習を受けてから少し意識してしまうようになった。
謎に近い距離、元気だけど落ち着いた声。
我ながらすぐに絆されていく自分の恋心に呆れていた。
正直、
ya:(あの時間が、ずっと続けばいいのになんて、思っちゃダメだよな……)
自分の中にある少し黒ずんだ思いを忘れるべく、これまた善戦しているurの試合に目を向けた。
その日の放課後、
no:……すごいですね紅谷くん!飲み込みが早いです!!
ya:そうですかね…、そんなことはないですけど……
少しだけ、ほんの少しだけ距離が縮まった気がする。
さんからくん呼びに変わっただけなのに、相変わらず薄い自分の壁に辟易していた。
no:まだ最終時刻まで時間ありますね……
no:あ、紅谷くん、この後の予定がなければ少しお話しませんか?
お話、その言葉に反応する。
なんせ、今まで勉強以外の話をしたことはなかったからだ。
ya:だ、大丈夫です!!!
no:ふふ、よかったです。じゃあ質問しますねー!!
沢山のことを先生から聞かれて、自分を知ってもらえてるようで楽しかった。
no:紅谷くんって彼女さんいますかーー?
ya:えっ!?な、なんですか急に……/
no:え!!!その反応いるんですかぁ!?!?
ya:いません!!!!いなくて悪いですか!?!?//
no:えーーー…でもちょっとは青春しましょうよ
no:気になってる子とかはいるんですか?
ya:気になってる子……
そう、先生がいう気になってる子、というのは、俺にとっての水城先生だった。
ーーーー
ya:俺が好きなのは……水城先生、あなただけですよ……(イケボ)
no:べ、紅谷さん……っ!?/////
ーーーー
なんて、生涯言うことのない、言えないであろうことを頭で考える。
ya:逆に!!先生は彼女とか好きな人いないんですか!?
no:えーーー僕ですか???
今さっき自分が言った発言を省みる。
というかこれ、いたらまずいんじゃ…
好きなの諦めなきゃ、だし……。
no:うーん……今はいませんよ??
ya:……今??
no:はい、
no:元カノは居ましたね、
先生が言った言葉が頭で何回も響く。
元カノは居ましたね……元カノ……元、カノ…………
ya:そう、なんですね……!!
さっき質問した自分にうんざりする、絶対聞かなきゃよかった。聞きたくなかった……。
まぁ、こんないい人には彼女くらいいるか…
ya:あ!!!そろそろ最終下校時刻ですね!!!
no:え?でもまだ……
ya:さ、さようならっ!!!!
焦りと悲しみの混じった声でそう言い残すと、自分の心に蓋をするように、教室を抜け出し、扉をバタンッ、と閉めた。