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inポトフ
楡井「あ~!!ヤバいヤバいヤバい絶対ヤバいこれ絶対ヤバい…」
桜「さっきからうるせーぞ」
楡井「誰のせいでこんな事になったと思ってんすか!」
ことは「騒いでも仕方ないでしょにれー…、ちょっとお腹に入れな、落ち着くから」
ことははそう言って楡井の前にオムライスを置く
楡井「ことはさんは何も分かってないっス、明日にはボウフウリンが無くなっちゃうかもしれないんすよ?」
ことは「だからって…、騒いで何とかなるもんでも無いでしょ…、大丈夫よ、アイツらそんなヤワじゃないって、アンタも知ってるでしょ?」
皐月『…、なぁ楡井』
楡井「は、はい?」
皐月『俺十亀さん以外知らないんだけどアイツらどんな奴なの?』
楡井「あ、そッスよね、皐月さんあの場にいなかったンスよね」
蘇芳「まぁ迷子になってたからね〜」
皐月『好きで迷子になったわけじゃねーわ!お前らがどんどん進むからだろッ!』
蘇芳「はいはい、そうだねぇ〜」
皐月『このやろぉー』
楡井「あの場で喧嘩する獅子頭連の人達はまず、頭取の兎耳山さん、副頭取の十亀さん、佐狐さん、鹿沼さん、有馬さんです」
皐月『何かみんな動物の名前入ってんだな』
楡井「確かにそう言われれば…」
桜「ってかお前喧嘩出来んのか?」
皐月『喧嘩?する訳ないじゃん』
桜「は?」
ぽかんとする桜に対して俺は続ける
皐月『だって人を殴ったり蹴ったりしたらさ、自分も痛いじゃん?怪我するし、無理無理、痛いのきらーい、俺平和主義者なのよ!』
桜「じゃあ、何でここに来たんだよ」
皐月『ここしか来れなかったし…、うーん、サボってもバレなさそうだから!』
楡井(この人適当すぎ!!)
桜「…ッ、そんな適当なやつがここにいる意味ねーだろ!」
皐月『うーん、適当かどうかは本人が決める事だし、桜が俺に対して適当やら好き勝手する奴、と決めつけるのも可笑しくないよ、でも俺は今ここに居る、例えクズでも、俺自身がここに居て良いと思ったんだ、そこは曲げられないなぁ』
桜はうぐっ、と本心をつかれたような、何も言い返せず黙った。
皐月『…、なぁ桜本当は色々俺の事聞きたいんじゃない?』
桜「…!そんな訳!」
皐月『桜はすぐ赤くなるなぁ、そういうとこ可愛いけど!』
桜「かわっ//やめろ!!」
皐月『俺はさ、桜と一緒で外から来たんだ、勿論この街のことも知りたいし、桜のことも知りたい、勿論クラスの全員も…』
1年生とことはも黙って俺の話を聞く
皐月『だからさ、聞きたいこと、知りたい事話そうぜ、俺らはクラスメイトだけど、仲間、だろ?』
桜「…!」
楡井「えへへ!皐月さんがそんなこと言ってくれるなんて嬉しいっす!」
蘇芳「オレも嬉しいな、皐月君全然俺に話してこないから嫌われてたのかと思ったけど仲間って言われて嬉しいよ」
皐月『蘇芳は裏表激しそうだからちょっと……』
蘇芳「ん〜?聞こえなかったなあ」
皐月『ナンデモナイデス、オトモダチデス、ナカヨクシマショウ』
楡井と蘇芳でそんなやり取りをしてると桜が咄嗟に
桜「おっ、お前の…自己紹介、ちゃんとして…貰ってねぇ」
皐月『!確かにそうだな!俺は皐月蒼真、血液型はB型、両親は海外に住んでて俺一人でマンションに住んでる、あー、好きな物やら生き物、食べ物は、物は無いけど生き物は動物、特に猫!食べ物はナスを使った料理!嫌いなのは発言したのに逃げる奴、曲げる奴、あとは…セロリと魚卵が嫌いかな!』
楡井「(メモメモ)あの!身長体重!!!足は何cmですか!!?」
皐月『楡井は積極的だね〜、まぁ隠すことも無いし教えてあげるよ、身長は184cm、体重は54kg、足は27かな』
楡井「ありがとうごさいますっ!」
俺の何が好きでメモしてんだろう…、まぁ可愛いからいっか!
蘇芳「皐月くんは両親居なくても平気なの?」
皐月『ん?あぁ、昔からよくあったんだよ、チビな時から家に誰も居ないとか良くあったからさ、1人でも大丈夫だ』
桜以外の1年生はそのまま黙ってしまった…
俺変なこと言った??事実話しただけなのに…
蘇芳「よし!獅子頭連の事が終わったら皐月くんの所にお泊まりしようか!」
皐月『は、はぁ!?どうしてそうなった??俺許可してないぞ!?』
蘇芳「だって、皐月くんさ……辛そうだから」
皐月『…ッ、』
蘇芳「この街に来て、街の人達の優しさに触れて寂しくなったんじゃない?」
皐月『…、確かに、誰かに必要とされた事無かったから…、と、泊まり、良いぞ……////』
蘇芳「良かったねぇ桜くん!」
桜「アア”!?お、俺は行かなくてもッ」
蘇芳「なら、俺と楡井君で泊まろうかな〜?」
桜「〜ッ///お、俺も行くよ!行ったらいいんだろ!!」
皐月『ははっ、本当にお前ら面白いなッ!』
そんな話をしてたら
梅宮「こ、と、はー!!!」
ことはは明らかにウザそうな顔してる…
梅宮「前話したトマトすぐ届けるからなぁ!」
桜「なんだアイツ」
蘇芳「梅宮さんのお気に入りだよ」
桜「かっ、彼女かよっ!」
ことは「ちがうわ!」
梅宮「そうだぞぉー!彼女なんて浮ついた関係じゃないぞ、俺の妹だぁー!」
ことは「それもちげーっての」
桜「??どういう事だ?」
ことは「…、私と梅は同じ施設で育ったの、それで勝手に梅が…」
桜「何だ、そんな事か」