【吸血鬼の赤葦】
第2話 高 2 初 め て の 学 校
赤葦
「ふぁ〜。」
朝がきた。
体調も特に悪くないから起きる。
赤葦
「母さんーっていないか。 」
母さんは数年前に死んだ。
血が足りなかったらしい。
父さんも死んで今は一人暮らしだ。
もちろん。吸血鬼の話も家族の話も誰にも言ってない。
言ったらだめだから。
言ったら殺されるかもしれないから。
だから誰にも言ってない。
そうこう言ってると時間になる。
赤葦
「行ってきます。」
高2初めての学校で少し緊張する。
高1でばれなかったからきっと大丈夫だろう。と思い歩く。
木兎
「赤葦おはよー!!」
赤葦
「木兎さんおはようございます。」( ぺこり
木兎
「春休みもあっという間だな!!」
赤葦
「そうですね。」
でも万が一ばれたら学校には入れないんだろうなぁ。
梟谷学園
木兎
「じゃあな!赤葦!!」
赤葦
「はい。」
今日は朝練がないから教室に行く。
モブ
「おはよう赤葦」
赤葦
「おはよ。」
昼休み
木兎
「赤葦居るかぁー?」
モブ
「赤葦ー先輩呼んでるぞー!」
赤葦
「わかった。」
赤葦
「すみません。行きましょう。」
木兎
「おう!」
屋上
木兎
「涼しいなぁ」
赤葦
「ですね。」
木兎
「てか赤葦毎日昼ごはん食べてないけど大丈夫なのか…?」
赤葦
「はい…。」
木兎
「ならいいけど…」
…そう。ゆういつばれそうなのはみんなの前でご飯を食べない事だ。
人間のご飯を食べると吐いてしまう。
だから食べてない。
でもばれてないから多分大丈夫だ。
木兎
「ŧ‹”ŧ‹”」 ( “´༥`” )
すごい美味しそうな顔だなぁ。
木兎
「ごちそーさまでした!」
木兎
「じゃあなーあかーし!!」
赤葦
「はい」
部活
体育館
キュュュッッ
ドンドンッッ
赤葦
「あ、もうそろそろですね。」
木兎
「集合!!」
赤葦
「来週合宿があるんですよね。」
木兎
「え!そーなのか!?」
赤葦
「はい」
赤葦
「場所は梟谷学園です。」
赤葦
「来るのは烏野、音駒、ーーとですね。」
赤葦
「準備物はーーーとーーーです。」
赤葦
「皆さん忘れ物しないでくださいよ。」
梟谷全員
「はい!/おう!」
木兎
「赤葦ー。一緒に帰ろーぜ!」
赤葦
「分かりました。」
木兎
「またなぁー!」
赤葦
「はいまた明日。」
赤葦家
赤葦
「ふぅー疲れたぁ。」
赤葦
「ちゅゅっ」( 血 飲む
赤葦
「ぷあっ やっぱおいしっ。」
赤葦
「でもこれよりおいしーのあるんだよな。」
赤葦
「飲んでみたいなぁー。」
赤葦
「もう少しで合宿だから早めに寝るか。」
赤葦
「Zzz…」
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コメント
14件
あかあしが、かわいい、