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ーアラスターの部屋ー
❤️「まずいですね…」
❤️(ミックスベリー、♡に何を吹き込んだんだ…?)
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ー自室ー
♡「…はぁ」
♡(今日は色々ありすぎて疲れたな…)
結局アラスターが自室に戻ったあと、
チャーリーが無事に帰ってきたお祝いの
ケーキで打ち上げすることになった。
♡(善意なのは分かってるけど流石にしんどかった…)
おかげで更に疲れた気がする。
♡「、、私って地獄に落ちたんだよね?」
ふとそう言ってしまった。
自分でも何を言い出すのやらと思ったが
ミックスベリーの言葉が妙に引っかかる。
♡「ほかの階層に行くには地獄で生まれたものしか行けない」
♡「じゃあ一緒に行こうと誘ってきたミックスベリーは地獄で生まれたの?」
そう思ったら何となく辻褄が合う。
そもそも地獄に落ちたなら容姿がそっくりで色が違うのはおかしい
「好きだから」だけでは説明にならない。
♡「変身できる種族…?」
考えてもただミックスベリーの謎が
深まるばかりだった。
♡「…!?」
♡「最後に行ったあの言葉ってもしかして…」
私は自室を飛び出した。
♡「アラスター!いるんでしょ!」
強めに何回もドアを叩く
❤️「なんですか?そんなに騒いで」
❤️「♡には似合いませんよ?」
いつもの怪しげな雰囲気でニッと笑う
♡「アラスター…私って本当は地獄で生まれたんじゃないの?」
❤️「! 」
アラスターの下まぶたがピクっと痙攣した
まるで「もう気づいたのか」とでも
言わんばかりの目で。
♡「教えて…私は何者なの?」
♡「そういえば人間の頃の記憶もなければアラスターと出会う前のことも覚えてなかった」
♡「何を隠してるの、?」
❤️「…」
黙ってこちらを見続ける。
♡「そういえば出会いも少しおかしくなかった?」
♡「あの時だって…」