こんにちは😃
この作品がなんと!!
急上昇ランキング2位を取りました✨️
今は変わってるかも知れませんが嬉しすぎてスクショしちゃいました!
本当にありがとうございます!
注意事項
地雷さんや苦手な方はそっと閉じてください
この作品はご本人様と何一つ関係ありません
コメントをする際には批判ではなくアドバイスをしてください。
それでは楽しんでいってください!
叶さん視点。
これ綺麗だな。いや、でもあれも良いなぁ。
僕は今、宝石店にいて指輪を選んでいる。
見始めたらあれもこれもと目移りしてしまい中々決まらない。でもそれで正しい。なんてったって葛葉にプロポーズする結婚指輪なんだから。結婚指輪を簡単に決める男が居るなら会ってみたい。だって愛している可愛い恋人への大切なプレゼントだ。一生に一度しかない機会を素晴らしい物で飾りたい。この際お金はどうでも良い。プロポーズを決めてから案件や大会などとにかく仕事をしてお金をためて来た。さぁどんとこい!
それからしばらく探していると見つけてしまった。まるで僕らのために作られたような指輪を。
大きなダイアモンドの両隣に小さなルビーとサファイアがはめ込まれたデザインでリングの裏には文字が彫れる用になっている。
これにしよう。値段はだいぶ高いが気にしないと先程決めたしとにかくこれが良かった。
僕の目の色と葛葉の目の色。もうこれは運命だ。
「何の文字を掘りますか?」
『ーーーーでお願いします。』
店員さんに微笑まれ恥ずかしくなる。
やっぱりロマンチック過ぎかな?でもこれが僕の思いだから。
「素敵ですね。かしこまりました。」
『ありがとうございました。』
お金を支払い宝石店を出る。
指輪は決まったがまだやることは沢山ある。
美容院やレストランの予約、服を買ったり靴を磨いておかなきゃ。大変なはずなのにすごく幸せな気分だった。待っててね、葛葉。
プロポーズする日はもちろん7月17日。
僕らの物語が始まった日だ。
葛葉さん視点。
今日はくろのわの結成日だから配信や特別企画を行うつもりだったのに断られた。なんでだよ。リスナーが悲しむだろ。そう思ってメッセージを送るが帰ってきたのはデートの誘いだった。夜に向かえに行くから着替えとかしといてよと言う返信と共にレストランの場所が送られてくる。
「は?」
驚いて二度見した。そりゃそうだろ。このレストランは高級ですごく人気で予約が取れないと有名だ。なんでそんなとこに、記念日だからか?でもそれにしてはちょっと大袈裟じゃね?まぁ叶の事だ雰囲気がとか食事を楽しみたいとかそういう理由なんだろうな。
さてと流石にジャージじゃ悪いから着替えますか。
叶さん視点。
いきなりだったけどOKしてもらえて良かった
今日のために色々準備してきたんだから。
だから大丈夫。きっと、いや絶対大丈夫!
覚悟を決めてインターホンを押す。音がなってしばらくしてから葛葉が出てきた。
『えっ、 』
葛葉の格好は黒で統一されていてシンプルだけどスタイルの良さを引き立てているしつけているアクセサリーが服装に大人っぽさと重厚感をあたえていた。髪もセンター分けでかっこいい。
「なんだよ、なんか言えよ///」
『あっ!ごめん格好良くてつい見とれちゃった。』
「そっ、///」
大人っぽいから緊張しちゃったけど照れてる可愛い姿を見て肩の力が抜ける。大丈夫。
いつも通りで良い。それが一番だから。
『行こっか。』
葛葉に手を差し出してタクシーに乗り込んだ。
葛葉さん視点。
ソワソワする。
レストランがいつもより高級なのもあるだろうけど、なんか叶がいつもと違う。落ち着いていて優しくて愛おしいと顔で仕草で訴えかけてくる感じ。落ち着かないし何より恥ずい。料理は美味いし景色も綺麗だ。でもいつもより甘くてロマンチックな空気が胸を締めつける。別れ話だろうか。分からないが今日俺らの関係が大きく変わる気がする。不安だけど期待しても良いだろうか。ドギマギしながら料理を食べていると叶と目が合ってしまった。叶の口がゆっくりと開かれる。
『ねぇ葛葉。』
叶さん視点。
葛葉と目があった。
伝えるなら今だと思い口を開く。
『ねぇ葛葉。』
ゆっくり慎重にそして一言一言を大切に噛みしめて伝える。葛葉にまっすぐ届くように。
『僕は葛葉とユニットを組めて恋人になれてすごく幸せだよ。最初は色々あったけどその度に優しい所、頑張り屋さんな所、照れ屋さんな所、葛葉の魅力的な部分を沢山知れた』
「うん。」
葛葉が頷きながら真剣に話を聞いてくれる。
やっぱり好きだな、葛葉のこと。
『ふざけて楽しんで喧嘩してどれも僕にとっての大切な思い出で宝物です。』
『僕はこれからも葛葉との思い出を作っていきたい。ずっと隣で笑い合いたい。宝物を増やしていきたい。』
「うんっ。」
葛葉の目には涙が浮かんでいてキラキラと光っている。宝石のようだ。
『僕は葛葉の事を本気で愛しています。』
『絶対に大切にするし幸せにしてみせます』
『僕と結婚してください。』
カバンから指輪を取り出し葛葉の細くしなやかな指にはめる。葛葉は泣いていてでも悲しい涙ではないことが分かって。
「俺も叶のこと愛してる。」
「すごく嬉しい、喜んで。」
そう言って微笑む葛葉を人目を気にせず抱きしめる。葛葉も思いっきり抱きしめ返してくれた。幸せだ、世界一。
今日は僕らが相棒としての物語が始まった日
そして僕らが新しく夫婦として物語を始めた日だ。
the most important thing in my world
僕の世界で一番の宝物。
はい!
最後の英文はリングに刻み込んだ文章です。
以上きい。でした(*‘ω‘ *)
コメント
6件
ああああ?!か、神🫠
わーーーーもうさいっっこうでした😭😭😭😭😭
主様おめでとうございます あと最高でしたいつもありがとうございます