ご本人様には一切関係ございません
pn視点
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辺りが暗くなった深夜
街角の家に明かりがついており
楽しそうな笑い声が聞こえる
俺はその声と明るさから逃げるように早足でバスの停留所に向かう
白い息がふわふわと中に浮かぶ
『ん、どしたー??』
と携帯電話越しに声が聞こえる
そうだ、今俺此奴と電話してたんだっけ
消えかかっていた記憶が蘇る
「ごめん、ボーッとしてた(笑)」
平然を装って言葉を発する
ボーッとしてなんかないよ
今にも泣きそう
理由なんてお前には言えないけど
『ねぇ、お前いつになったら俺の家着くのー??』
『約束破るつもり??』
「ごめんって、もうちょっとで着く」
今日は彼奴の家でゲームをする約束をしている
本来はもうついてる頃なのだがあの家を避けて通ったため少し遠回りになってしまった
「、、約束か」
ぼそっと呟く
彼奴に聞こえないように
『なんか言った??』
「いや??何も言ってないけど」
「ぇ、もしかしておばけ??」
『ぇ、、やめてよ怖いじゃん』
誤魔化しながらたわいもない会話を楽しむ
『あ!pnちゃん見えた!』
「は?!お前どっから見てんの?!」
『窓だよ、めっちゃ笑ってんじゃん』
『そんな俺との会話楽しかったー??(笑)』
「きもいよ??」
『ひどい!!』
「そんなことより早く鍵開けてよ」
「寒い、!!」
『りょー』
rd「よー」
pn「お邪魔しまーす」
rd「ういー」
「遅いよ、まじで窓辺で何分待ったと思ってんの」
pn「ぇ、お前ずっとあそこいたの?!」
rd「うん」
pn「ぇ、きも」
rd「ひどいよー??」
会話をしながらさっきの電話の内容を思い出す
約束、、
此奴小さい頃にした約束覚えてんのかな
rd “ねー、pnちゃん??”
pn “ なに??rd”
rd” 大きくなったら結婚しようね!!”
“ずーっと一緒だよ”
pn “ほんと?!”
“ずっと一緒ね!”
“指切りしよう!!”
なんて、、覚えないか
俺馬鹿みたいだな
こんな小さい頃にした約束覚えてるなんて
rd「ねー、pn??」
pn「んー??」
rd「約束覚えてる??」
コメント
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久々の投稿です やる気が出ず全く更新できていませんでした(笑) クオリティも下がってしまって申しわけありません 次の投稿もいつになるかわかりませんがのんびり待って頂けると嬉しいです 長文失礼しました🙇🏻♂️