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ナムジュンside
ホソク 「あッははははッ笑笑」
ジン 「ヒッィヒッィヒッィヒッィヒッィヒッィヒッィ笑笑」
ジョングク 「あははははッ笑笑」
テヒョン 「いひひひひッッ笑笑」
ユンギ 「…笑」
ジミン 「ふははははッッ笑笑」
ナムジュン 「……」
ホソク 「いやッ笑ほんとッ…笑あははははッッ!笑」
ジン「ちょッホソガッ…笑
そんな笑ったらッ…ヒャアッヒャアッヒャアッ笑」
ジミン 「ヒョンもッ笑ってるじゃないですかッ笑笑」
何があったかというと…
ほぼ皆さんの予想通り。
ナムジュン 「いや、俺だってわざとやったわけじゃないんだって…シュン」
ユンギ 「まぁ、わざとでルアが折角作ってくれた料理落としてたら失望するけど」
俺は、
ルアが作ってくれた料理を受け取った後、
うっかり手が滑りその料理を落としてしまったのだ。
ルアは気にしないでと言ってくれたが、
あの後、俺と目を合わせてくれることはなかった
テヒョン 「ルアは今どうしてるんですか?」
ナムジュン 「部屋にいるけど、まだ起きてるんじゃないかな。お風呂入らなきゃだろうし」
ジョングク 「じゃあお風呂貸してあげたらどうです?」
ジン 「そうだねぇ~
ちょっとは好感度上げとかないと…ヒィッヒィッ笑」
ナムジュン 「でも…今俺を部屋にいれてくれるかどうか…」
ナムジュン 「いや、無言にならないでよッ!
ガチで嫌われてるみたいじゃん…!!シュン」
ホソク 「笑笑。
まぁとりあえず、行ってみないとわかんないんだからさ、ノックぐらいしてきなって」
ジン 「うんうん。」
ナムジュン 「もっと傷つく予感しかしないけど…」
テヒョン 「俺達に内緒でルアの手料理食べようするからそうなるんです~!ムスッ」
ジミン 「そうだそうだ!ムスッ」
ユンギ 「おーまーえーらー!💢」
ユンギヒョンがクオズを睨みつける
ユンギ 「はぁ…。
気にせず行ってこい。きっと許してくれる」
ユンギヒョンは言葉ではそう言ってくれたものの、顔は少し固かった。
ヒョンもクオズみたいに拗ねてるのだろうか?
俺はそんなことを考えながら
ルアちゃんの部屋に向かった
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ルアside
ルア 「はぁ…絶対感じ悪かった、私…」
ナムジュンさんと目を合わせられなかった…
絶対にわざとじゃないってわかってるのに…
ルア 「もぉ~!!!」
ルア 「私のバカバカバカ!!」
コンコンッ
ドアの方からノック音がした
🚪ナムジュン 「ルアちゃん、?ナムジュンだけど…」
ナ、ナムジュンさん!?
ど、どうしよう…
今会っても、また感じ悪くなっちゃうだけかも…
私はおずおずと扉の前まで向かった
🚪ナムジュン 「入ってもいいかな?
やっぱり、ちゃんと謝りたくて…」
🚪ルア 「…え、えと」
🚪ルア 「ドア越し…でもいいですか?」
🚪ナムジュン 「え?」
🚪ルア 「そ、その…」
🚪ナムジュン 「やっぱり、まだ怒ってるよね…
本当にごめんね。」
🚪ルア 「いやっ…あのッ」
そうじゃなくて…!
私がまともに顔を合わせられないだけなの!!
🚪ナムジュン 「本当にごッ…」
バタンッ
私は勢いよくドアを開けた
ルア 「ナムジュンさんのせいじゃないのはわかってます…!でもッ…私の気持ちが上手くまとまらなくて…そのッ…」
ルア 「…え」
私は緊張で瞑っていた目をゆっくり開いた
ルア 「ナ、」
そこには
扉の前に倒れているナムジュンさんがいた
私は慌てて駆け寄り
ナムジュンさんの頭を軽く持ち、
抱き上げた
(↑膝枕みたいな)
ナムジュン 「いや…全然大丈夫」
ルア 「わ、私ッなんてことをッ…汗」
ナムジュン 「大丈夫、大丈夫だからニコニコ」
ナムジュンさんはそう言って私の膝に頭を委ねるように体重をかけた
そして
長い手を私の頭に伸ばし、優しく撫でてくれた
ナムジュン 「こんな体勢で言うのもなんだけど…
本当にごめんね。ルアちゃんが一生懸命作ってくれた料理を…」
ルア 「い、いえ!本当にいいんです!」
ナムジュン 「でもっ…」
ルア 「本当にッ!!大丈夫なんです!」
ルア 「…私、食べてもらった感想よりも…ナムジュンさんが、私が料理をしたことに対して『嬉しい』って言って笑ってくれたこと、それだけで充分すぎるくらいに、料理やってみてよかったって思ったんです。」
ルア 「皆さんの役に立てれば、そう思って作った料理なんで…。」
ルア 「『嬉しい』って言ってくれて、ありがとうございましたニコッ」
ナムジュン 「ドキッ」
ルア 「…次は、『美味しい』って言ってもらえるよう、私…もっともっと頑張ります!」
ナムジュン 「……」
ルア 「ナムジュン…さん?」
ナムジュン 「あぁ…可愛すぎるボソッ」
ルア 「へ?」
ナムジュンさんは軽々と起き上がり
私を抱きしめた
ルア 「ナ、ナムジュンさんッ…?!////」
ナムジュン 「ごめん。可愛くて」
ルア 「へ!?か、か、かわッ…///」
ナムジュン 「可愛いよ。ニコッ
ねぇ、ルアって呼んでいい?」
ルア 「えっ…も、もちろんッ…です!////」
ナムジュン 「ふふっ、ありがとう」
私を抱きしめるナムジュンさんの体は
すごく大きかった。
誰よりも体格が良くて、メンバーの誰よりもしっかりしているナムジュンさんでも、不器用なところはあるんだ、と私は密かに思っていた。
そんなナムジュンさんを
年下ながらに支えてあげたい、私はそう思ってナムジュンさんの背中に手を回し抱きしめ返した。
…そんな軽い気持ちだったのに
ナムジュン 「ねぇ…」
ナムジュンさんの腕が離れ、
ナムジュンさんは私をじっと見つめた。
そして、ゆっくりと口を開いた
ナムジュン 「…シていい、ってこと?」