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そういえば言い忘れていたんですが、このお話はそれぞれの視点で書こうと思っています!
あと今回は死ネタまだ出て来ないです!
それでは!
☆今回は中也視点です。口調迷子過ぎて本当にごめんなさい。ちょっと打つのが面倒なので芥川の一人称は「僕」で「やつがれ」と読んで下さい…….。
中「ッッッ……!あっぶねぇ!」
グチャッ
俺達は今、まあまあ不味い状況にある。
どうやらポートマフィアと探偵社は知らず知らずのうちに外部集団から恨まれていたようだ。
その外部集団から襲撃予告を受けたのが昨日のこと。
ポートマフィアと探偵社は大混乱、急遽共闘することになり、複数の集団に分かれて対応する作戦となった。
その集団の一つが、俺と太宰、芥川と敦の4人だ。
他の集団に比べると遥かに少ない人数だが、実力を考慮すれば特に問題は無い……と思っていた。
だが実際戦ってみると、敵の本陣に当たったのも相まってか、敵は俺達の想像を遥かに上回る勢力だった。
敵はうんざりする程殺しても殺しても湧いてくる。
ただでさえキリの無い程の敵の人数なのに、加えて太宰は動かない。
つまり3人という戦力でその百倍以上の相手をしなければいけない訳だ。
中「おいクソ太宰!何もしねぇんだったらせめて作戦でも教えろよ‼」
太「えぇー。そんなこと言われても、まずこいつらを片付けてくれないと。」
非常にムカつくが、確かに今は敵の殲滅が優先なので殴るのはやめておこう。仕方がない。
再び敵に意識を向けた
▲▲▲▲▲
▲▲▲▲▲
中「太宰、終わったぞ。」
太「へー、お疲れ様。」
何だ此奴。空返事をしながら何かをぶつぶつ呟いている。
殴ろうとしていると、少し離れた方から声が聞こえた。
敦「太宰さーん、中也さーん、こっちも片付きました!」
芥川、敦の二人がこちらに駆けてくる。
太「ごくろーさま。」
本当になんなんだ?此奴。
二人の息が整うのを待つと、太宰が喋り始めた。どうやら作戦を考えていたらしい。そういえば考えろって自分で太宰に言った気がする。
太「皆お疲れ様ー。でね、作戦なんだけど。あのね、敵の拠点は見つけたんだよ。見つけたんだけど、ねぇ……。」
太宰が謎に言葉を濁す。
中「何処だ?早く教えろ。」
太「まあまあ落ち着いてって。すぐそこだよ。……ほら。」
ほら、といって太宰が指したのは俺達の数十メートル先にそびえ立つ高層ビルだった。……ああ、これは濁したくもなるわ。
敦「うへぇ……。」
中「あー、これはまた……。」
芥「……。」
太「ちょっと調べてみたんだけど、どうやらこのビルいっぱいに敵が詰まってるみたいでね。」
太宰が俺達の表情を見回すと、苦笑いしながら言う。
太「流石に三人だけはキツイでしょ。」
敦「誰か助っ人呼べたりしないんですか?」
太「それはちょっと難しいかな。ここは皆がいる場所から少し離れているし、それに、あっちが片付いているかどうか分からないからね。」
敦「ですよね……。」
太「ってことでね、やっぱりアレを使おうと思う。それでいい?」
中「……あぁ。」
まあそうなるだろうとは思っていた。
これが一番手っ取り早いのもそうだが、何より、俺はともかく二人の体力の限界が近いことが見て取れる。
流石の太宰もこの状態で二人を戦線に出すのは気が引けるのだろう。
ただ、いまいちピンと来ていない芥川と敦は頭に疑問符を浮かべている。
芥「……“アレ”とは何ですか?」
太「ん?あぁ二人には”アレ”じゃ伝わんないか。汚濁のことだよ。」
芥敦「⁉」
その瞬間,何故か二人の顔色が変わる。
敦「太宰さん!僕はまだ戦えます!」
芥「僕もです。」
太「急にどうしたんだい?」
敦「だから、僕達はまだ戦えますから!参加させて下さい!」
芥「僕からもお願いです。」
本当に急にどうしたんだ?
太「うーん……、それは無理だよ。」
敦「何でですか⁉」
太「だって君達、もう体力の限界が近いでしょ?その状態でビルに入ってもまともに戦えないと思うよ。」
芥敦「そんなことは……。」
太「見てれば分かるよ。今の君達は戦い始めた時に比べて格段に速度も異能の制度も落ちてる。」
芥「だとしても……!」
太宰の表情が一瞬、鬱陶しそうに曇る。
太「何?さっきから君達は何をそんなに懸念しているの?」
芥「っ……。」
太「中也が汚濁を使って、私が解除して、お終い。それだけだよ?それの何が問題なの?それとも何。中也の実力が信用出来ない?」
芥「……いえ…………すみません。」
太「納得した?二人共。」
芥敦「……はい。」
とは言っているが二人共全く納得してそうにない顔してるな……。こういう時は励ました方がいいんだろうか?
中「俺のことなら心配するな。すぐに終わるから。」
そう言って笑うと少しだけ二人の表情が和らいだ気がした。
……これで、二人は大丈夫。後は、太宰だけだ。
中途半端ですみません!長くなってしまったので一旦ここで切ります!
文章下手なのに読んでくれてありがとうございます!