「(やばいやばいどうしよう…)」
『どうした?』
「え?いや!ううん!なんでも!」
『…そうか』
今日は般若さんとデートの日。以前、風邪を引いてしまったせいで行けなかった時の埋め合わせなのだが…最悪だ。こんな時に限って生理だなんて…!
「(どうしよう…めっちゃ出てる…お腹も痛いし…)」
『…。悪い、〇〇』
「ん?どうしたの?」
『車に忘れ物しちまった。取りに戻ってもいいか?』
「あ、うん!(ラッキー…車に戻ればあるから…)」
駐車場まで戻ると、助手席の扉を開ける。そして、急にお姫様抱っこされた。
「え?うわっ!」
『無茶するのはよくないばい。』
「…気づいてたんですか? 」
『顔色悪いし、前言ってたろ?少し遅れてるって。お腹も押えてたから、もしかしてと思ったんだよ』
「ごめんなさい…。前も風邪で潰しちゃったのに、今日は…」
『風邪は仕方ない。でも、こっちはもっと仕方ない。女性なら必ずありうることだ。…俺にはちゃんと言って欲しいな。できる事、限られちゃうしさ』
そう言って頬をかきながら微笑む般若さんを見て、涙が溢れる。
そんな私を見て、涙を親指で拭いながら反対の手でお腹を摩ってくれる。
『なーに泣いてんの(笑)…ったく、泣き虫だなぁ〜。お腹とか腰痛いか? 』
「般若さんのせいです…。あと、泣き虫じゃないもん…。ぐすっ…痛みは大丈夫…。」
『はいはい。ブランケット忘れたから、俺のジャンバーひざ掛けに使って。』
「ん…ありがとうございます…」
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🖤宅
「血…大丈夫でしたか?」
『ん?車の話か?』
「はい…」
『全然大丈夫だよ。気にしなくていいけん。それより、〇〇のズボンとかは大丈夫か?』
「はい、黒のだったので大丈夫です。…気づいてくれてありがとうございます。」
『彼氏やけん、気づいて当然。言いにくいかもしれないし、もしかしたら気づいてやれないこともあるけど…もっと頼って欲しいばい。』
「…はい」
般若さんの大きな手で頭を撫でられる。その心地良さと生理で瞼が重たくなる。
今は言えない。でも、起きたら絶対に伝えよう。般若さんの彼氏でよかったことと…大好きということを。
そう決めて、般若さんの隣で眠りについた。
コメント
7件
師匠ちょっと天に召されました😇今までありがとう😇😇
ア、アァ…尊( ´ཫ`)死
ひやぁぁぁ優しすぎるぅぅぅぅ🖤