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「困るのよねえ…ああやって下品な感じでバラ撒かれると…店の女の子達が下品になるじゃ無い…」ママはまた、いまいましげに言った。
「いらっしゃっしゃいませ。」黒服の声がした。「ああ、こんばんは。ママ居るかな?」ママご指名の客で有る。しかし、様子は格闘家に優るとも劣らぬ感じだった。ジャージにスニーカー。「あら、お久しぶり!」良く見ると、昔活躍した野球の選手だった。「彼良く来るの?」雪駄のほうを聞いていた。「ええ、たまに若い娘達目当てに…私なんかお呼びじゃ有りませんのよ。」ママは同情を引く感じで言った。「葉矢ちゃん、奥にお席を用意する様に、言ってきて。」格闘家と顔を合わせない配慮だろうか?雪駄の席は何が起こっているのかと思う程騒々しい。