テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#孤独
Raphael
69
187
第2章です!
今回は前回の反省を活かして、光と闇について、詳しく書いてみました!
設定とか、めっっっっちゃ考えて書いて、書き終えたのが、、、
たしか深夜3時とかかな?
めっっっちゃ頑張って書いたので文章がおかしいかもしれません
あと説明が分かりにくかったらごめんなさい
もっとここをこうした方がいいとか、ここがとても良かった!などのコメントを頂けると幸いです!
朝10時から深夜3時まで頑張って書いたので最後まで見てください!(ここをつくり終えたのは深夜4時)
そのまえに、茨城県民のみなさんもしくは茨城県周囲にお住まいのみなさん、今地震は大丈夫ですか?
細心の注意をはらって警戒してください
それでは第2章 「光と闇」です!
どうぞ!
第二章 光と闇
王都での戦いが終わってから、数時間が経っていた。
一紫音は、リナの後ろを歩いていた。
森の中は静かだった。
先ほどまで街中で聞こえていた人々の声も、建物が壊れる音も、今は聞こえない。
聞こえるのは、風で木々が揺れる音だけだった。
紫音は何度も自分の手を見た。
手のひらを開く。
何もない。
しかし、少しだけ意識を集中すると――
淡い白い光が現れる。
紫音「……やっぱり、消えてない」
リナ「当然よ」
紫音「でも、まだ信じられないんだよな」
リナ「何が?」
紫音「俺が光の力を使えるってこと」
リナ「無理もないわ」
紫音「朝までは普通だったんだ。魔法なんて使ったこともなかった。それなのに、突然こんな力が出てきて……」
リナ「突然、光の力を得る人間は珍しいわ」
紫音「珍しいってことは、いるにはいるのか?」
リナ「ええ。ただし、あなたほど突然、強い光を発現させた例は少ない」
紫音「強い……?」
リナ「王都であなたが放った光を見たでしょう?」
紫音「……あれは、俺も驚いた」
リナ「あなた自身が制御できていなかったにもかかわらず、闇の魔法を一瞬で消した」
「普通の光の使い手なら、あれほどの威力を出すには訓練が必要よ」
紫音「じゃあ俺は……」
リナ「才能がある可能性は高い」
紫音「……」
紫音は少し黙った。
自分にそんな力があるとは思えなかった。
今までの自分は、特別な人間ではなかった。
ただ普通に暮らしていただけだ。
それなのに、突然世界の戦いに関わることになった。
リナ「不安?」
紫音「……少し」
リナ「そうよね」
紫音「でも」
リナ「?」
紫音「俺がこの力を持ってるなら、使い方くらい覚えたい」
リナ「どうして?」
紫音「王都で、逃げている人たちを見た」
「みんな怖がってた」
「俺も怖かった」
「でも……何もできないままなのは、もっと嫌だ」
リナはしばらく紫音を見た。
そして、小さく笑った。
リナ「その気持ちがあるなら、大丈夫よ」
紫音「そうかな」
リナ「ええ」
二人は再び森の奥へ進んだ。
そしてしばらく歩いたところで――
木々の向こうに巨大な建物が見えてきた。
紫音「……あれは?」
リナ「私たちの目的地」
紫音は立ち止まった。
目の前には、白い石で造られた巨大な建物があった。
高い塔。
大きな門。
建物の中央には、太陽を思わせる白い紋章が刻まれている。
紫音「これが……光の組織の本部?」
リナ「そう」
紫音「でかいな……」
リナ「中はもっと広いわよ」
巨大な門がゆっくりと開いた。
その瞬間、紫音の目に多くの人間が入ってきた。
白い服を着ている者。
剣を持っている者。
弓を持っている者。
魔法の練習をしている者。
中には、光でできた盾を浮かせながら歩いている者までいる。
紫音「……ここにいる人、みんな光を使えるのか?」
リナ「ええ」
紫音「すごいな」
リナ「でも、全員が同じ力を持っているわけではない」
紫音「違う?」
リナ「光の力は、人によって性質が変わるの」
リナは歩きながら説明を始めた。
「ある人は光を炎のように扱う」
「ある人は光を防御に使う」
「ある人は治癒を得意とする」
「ある人は身体能力を強化する」
「そして――あなたのように、光から武器を作り出す者もいる」
紫音「俺みたいに?」
リナ「ええ」
紫音「でも、俺の場合は普通とは違うんだろ?」
リナ「その可能性が高いわ」
紫音「……」
リナ「だから、まずは光について詳しく知ってもらう」
二人は、本部の奥にある大きな部屋へ入った。
そこには巨大な世界地図があった。
大陸。
海。
いくつもの国。
そして、その各地に白と黒の印がつけられている。
紫音「これは?」
リナ「現在確認されている光と闇の勢力分布よ」
紫音「こんなに広いのか……」
リナ「光と闇の戦いは、王都だけで起きているわけじゃない」
「世界中で起きている」
紫音「世界中……」
リナは地図の中央へ手を伸ばした。
白い光が広がる。
リナ「まず、『光』について」
紫音は静かに話を聞いた。
光とは何なのか
リナ「この世界には、魔力が存在する」
紫音「魔力?」
リナ「そう。人間だけじゃない。動物や植物、大地、空気……この世界のあらゆる場所に魔力は存在している」
「魔法とは、その魔力を自分の意思で動かす技術」
紫音「じゃあ、光も魔法の一種?」
リナ「一部はそう。でも、正確には少し違う」
「光は、魔力の中でも特別な性質を持った力なの」
紫音「特別?」
リナ「光には、生命を守る性質がある」
「傷を癒す」
「闇を浄化する」
「仲間を守る」
「魔力を増幅する」
「そして、強力な攻撃にもなる」
紫音「攻撃にも使えるんだ」
リナ「ええ」
「光だから攻撃できない、というわけではない」
「光の使い方次第では、非常に強力な戦闘能力になる」
紫音「なるほど……」
リナ「ただし、光の力を持っているからといって、必ず『光』の組織に入るわけではない」
紫音「そうなのか?」
リナ「ええ」
「『光』というのは、光の力を使う人間たちが集まって作った組織の名前でもある」
「光の力を使える人間の中には、組織に所属せず暮らしている人もいる」
紫音「じゃあ、俺みたいに組織に入る人もいる」
リナ「そう」
紫音「光の組織は、具体的に何をしているんだ?」
リナ「主な目的は、世界を闇から守ること」
「闇の組織が人々を襲った場合、その地域を守る」
「闇の戦士が現れれば戦う」
「闇に支配された土地を取り戻す」
「そして、闇によって殺される人間を減らす」
紫音「……世界を守るための組織」
リナ「そういうこと」
闇とは何なのか
リナは地図の別の場所へ手を伸ばした。
今度は黒い魔力が広がる。
部屋の空気が少しだけ冷たくなったように感じた。
紫音「これが……闇」
リナ「そう」
「闇も、光と同じく世界に存在する力」
紫音「じゃあ、闇も元々は自然に存在してるのか?」
リナ「ええ」
紫音「だったら、闇そのものが悪いわけじゃない?」
リナ「その通り」
紫音は少し意外そうな顔をした。
リナ「光も闇も、世界を構成する力の一つ」
「問題は、それを使う人間が何をするか」
「今の闇の組織は、その力を使って人々や光の戦士を殺し、世界を支配しようとしている」
紫音「だから『闇』が敵なんだ」
リナ「ええ」
闇には、様々な能力がある。
影を操る。
黒い炎を生み出す。
闇の刃を作る。
相手の魔力を乱す。
身体能力を強化する。
そして――
生命力や魔力を奪う。
リナ「闇の使い手の中には、相手から魔力を奪って自分の力に変える者もいる」
紫音「それって……戦えば戦うほど強くなるってこと?」
リナ「場合によってはね」
「だから闇との戦いは危険なの」
紫音「……」
リナ「ただし、ここも勘違いしないで」
紫音「何を?」
リナ「闇の力を使う人間が、全員同じ性格というわけではない」
「闇に所属しているからといって、全員が同じ考えを持っているわけではない」
「それでも、現在の闇の組織は世界征服を目的としている」
紫音「人を殺して、世界を支配する」
リナ「そう」
「だから光は闇を止める」
光と闇の歴史
リナは地図の上に、白い線と黒い線を表示した。
二つの線は、世界各地で何度もぶつかっている。
リナ「光と闇の戦いは、数百年前から続いている」
紫音「そんなに?」
リナ「ええ」
「昔は今よりも激しい戦争だった」
「国がいくつも巻き込まれ、町が消え、たくさんの人が犠牲になった」
紫音「……」
リナ「その後、光の組織が作られた」
「闇に対抗するために、各地の光の使い手が集まったの」
「それが現在の『光』」
紫音「闇も同じように組織を作った?」
リナ「そう」
「それが現在の『闇』」
紫音「じゃあ、ずっと戦ってるのか」
リナ「そういうことになる」
「どちらかが大きく勢力を伸ばせば、もう片方が対抗する」
「その繰り返し」
紫音「終わらないのか?」
リナ「分からない」
リナは少しだけ間を置いた。
「ただ、今は闇の動きが活発になっている」
「王都への襲撃も、その一つ」
紫音「……俺が力を得たのも、そのタイミングだった」
リナ「ええ」
「だから、私たちはあなたを放っておけない」
紫音だけの武器
紫音は、自分の手を見つめた。
紫音「俺の力について、もう少し知りたい」
リナ「もちろん」
紫音「王都で、俺は剣を作った」
「でも、剣を手で持ってない」
リナ「それがあなたの特徴ね」
紫音「どうして浮かせられるんだ?」
リナ「あなたの魔力が、武器そのものを操作しているから」
紫音「つまり、俺が動かせば剣も動く」
リナ「そう」
紫音「じゃあ、俺じゃない人間が持つことは?」
リナ「できない」
紫音「……絶対に?」
リナ「少なくとも、あなたが生み出した光の武器はね」
紫音は試してみることにした。
手のひらを前へ出す。
光が集まる。
一本の剣が現れた。
剣は地面に落ちることなく、紫音の目の前で静かに浮いている。
紫音「これ……」
リナ「触ってみて」
紫音「誰が?」
リナ「私が」
リナが剣へ手を伸ばす。
指先が剣に触れる――
その瞬間。
リナの指は剣をすり抜けた。
紫音「……!」
リナ「これが、あなたの武器の性質」
紫音「触れられない……」
リナ「ええ」
紫音「持つことも?」
リナ「できない」
リナが剣を掴もうとしても、手は剣を通り抜ける。
紫音「じゃあ、敵に奪われることもない」
リナ「そう」
紫音「誰かが剣を掴もうとしても、触ることすらできない」
リナ「正確には、あなた以外の人間は、その武器を『物体として扱えない』」
「ただ浮いているのではない」
「あなたの魔力と直接繋がっているからよ」
紫音「……すごい」
紫音は剣を見つめた。
そして、意識を集中させる。
剣が動いた。
右。
左。
上。
下。
紫音「……」
さらに速度を上げる。
シュッ!
剣が空中を走る。
紫音「速い……」
リナ「まだまだ速くできるはずよ」
紫音「本当に?」
リナ「あなた次第」
紫音は笑った。
そして――
もう一本の剣を作った。
さらに一本。
さらに一本。
気づけば、五本の剣が紫音の周囲を浮いていた。
五本とも、紫音の意思によって動いている。
紫音「これなら……」
リナ「何?」
紫音「俺が一人で戦っても、複数の相手と戦える」
リナ「そうね」
紫音「もっと増やせるのかな」
リナ「今は無理をしない方がいい」
紫音「分かった」
五本の剣が消える。
代わりに一本の槍が生まれた。
紫音「……槍」
リナ「武器の形まで変えられるのね」
紫音「剣だけじゃない」
紫音が意識すると、槍が空中を飛ぶ。
そのまま壁へ向かって進み――
壁の手前で停止する。
紫音「これも俺以外には触れられない?」
リナ「そう」
紫音「じゃあ、武器を何種類も作れるようになれば……」
リナ「戦い方の幅はかなり広がるでしょうね」
紫音は自分の光を見つめた。
剣。
槍。
弓。
盾。
まだ試してはいない。
しかし、自分の中に眠っている光なら、もっと多くの武器を作れるかもしれない。
そして、それらすべてを魔法によって浮かせ、自在に操れる。
紫音「……ちゃんと使えるようになりたい」
リナ「そのために訓練するのよ」
新しい仲間
そのとき、部屋の扉が開いた。
???「リナ、そこにいたのか」
紫音が振り返る。
そこには三人の人間が立っていた。
今回は前編です!後編から3人の正体がわかります!
ちなみに前編は、作成時間は、朝10時から深夜3時までだから、18時間くらいかな?休憩含めて
間に合わなくてごめんなさい
後編も見てくださいね?(圧)
コメント
5件
うわ、設定めっちゃしっかり考えてある!光と闇が単なる善悪の対立じゃなくて、どっちも自然な力で「使い手次第」ってバランスが好き。紫音の武器が他人には触れられない仕様なのも、戦闘の幅広がりそうでワクワクする。後編で出てくる3人の正体、気になるなあ…18時間書き続けた情熱、すごいよ海月さん!