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#痛快
#異世界転移
103
【任務終わり帰宅後】
出雲「ただいま」
午後6時出雲、帰宅
祖母「おかえりなさい友達、もうできたのかい?」
少し喜んだような表情で祖母が話しかける
出雲「うん……」
「じゃぁゆっくりご飯食べててね、私は大丈夫」そう言って祖母はどっか行った
【食事中】
沈黙を翠月が破る
翠月「ねぇ、友達ができたってほんと?」
出雲「いや、うそ」
「そっか」と言ったあとに翠月が続ける
翠月「じゃぁなんでそんな嘘を…?」
出雲「こう言ったほうが長時間外にいれるからね」
翠月「そう…」
再び沈黙が部屋を支配した
【学校】
学校では相変わらずいじめが続いていた
出雲(体操服が土まみれ……まいったなぁ、俺は良いんだけど……)
少し視線を翠月に向ける
翠月「………」
出雲(翠月の教科書が隠されてるのか……)
出雲(しかし先生が動かないのが腹立つな)
【数日後】
夕方ハムとの訓練も終わり家でゆっくりしてると
翠月「た…ただいま……」
震える声で翠月が部屋のふすまを開ける
出雲「おかえr……」
そこには土まみれで少し
制服が破れた姿の翠月がいた
翠月「これは……えっと……」
出雲「話はあとで聞くね、まず手当てをする」
手当ても終わり少し落ち着いて話を聞いた
【1時間前】
校舎裏に呼ばれた翠月は暴力を受けていた
ドカッ!
ドンッ!
翠月「っっ……」
生徒「お前は抵抗しないから扱いやすいなぁ」
生徒2「藻みたいな髪だしちゃんと水かけねぇと干からびるんじゃね?」
バシャッ
翠月「………」
【今】
翠月「こんなことに巻き込んでごめんね…」
少しうつむいて翠月が喋る、それになるべく明るく答えようとする
出雲「こっちこそ謝るべきだ、それに気づかなかったんだから」
翠月「手当てありがとう」
そう言って翠月は自室に戻った
【翠月の部屋】
部屋の隅、そこで翠月は考え事をしていた
翠月(出雲は私の事をどう思ってるんだろう…悪い目では見てこないし、私を普通の人 のように扱ってくれる、というかここの家族が優しいのかな?出雲達は緑髪の私をどう思ってるの…?)
翠月「分からない…私はどうしたら良いの?」
【居間】
出雲「ハム、お前キャットフード食べる?」
ハム「外でバッタ食べたからいいや〜」
出雲「前の世界はどんな感じだったのさ」
ハム「うーん…そう言われてもなぁ」
少し考え込んだあとに「あ、そうだ」とハムがひらめいたような表情で話し始める
ハム「あっちの世界の『出雲(次から[いずも])』はすぐ遺書を書く馬鹿野郎だったなそれで一回別れ話まで発展してたぞ、確か理由は病気だったはず、それと学校だと特定のメンバー以外にはほぼ空気だったな、あとあとはじめっから身体能力高めだった 」
出雲「すげーな」
ハム「まぁ以上だ」
教官と教え子のはずなのにタメ口で話す謎の空間であった
コメント
3件
いじめの描写がすごくリアルで胸が痛かった……特に翠月が抵抗しないで受け入れちゃってるところが切なかった。でも出雲が「話はあとで聞くね、まず手当てをする」って冷静に動くところ、めっちゃ優しくてグッときたよ。ハムとの雑談タメ口もなんだか良い味出してるな〜次がどうなるか気になる!