エピローグは、存在しない。
何故ならそれは、物語に終わりを告げるのと同じ事だから。
この物語は、全て俺が見てきたほんの一部でしか無い。
彼らはまだ生きて、生活している。
それを終わらせる事は俺に出来ない。
この本を偶然見つけたあいつは言っていた。
「エピローグが無いなんて不思議ですよね」
「まあ、そこが面白いところなんですけどね!」
自己解決していたため、放っておいたがあいつは勘違いしている。
いや、物語において勘違いは存在しないがこの物語には存在するのだ。
彼らがいるのだから。
俺は彼らの身に起きた出来事を記したのだ。でも、彼らはそれを覚えていない。
ある時から俺は1人になった。
1人であったとしても彼らの様々な物語を紡ぐ。
でも、もう限界だ。
身体の機能はだんだんと低下していき、なぜこんな事を続けているのか分からなくなった。
だから、辞めた。
そこで出来たのが、この本である。
この本を書いた後、俺は大昔の彼らに会いに行った。
彼らの敵として。
そこで色々な物語があった。
でも、本には出来なかった。
ただ俺のモデルを作ったやつが映画にした。
そこで俺は悪役だった。
それから、俺の人生は狂った。
そして、俺も狂った。
仲間が欲しい。
幸せを感じたい。
あの時の…
温もりが欲しい。
だから
奪うことにしたんだ
彼らから
1人の悲しい男が紡ぐ、新たな物語が始まる………
新シリーズ【天落記はまだ終わっていない】制作開始
コメント
8件
今更だけど全て見させて頂きました〜 ちょっと前に本家様が総集編が出してたので、続編を期待しちゃったりしてます! こういう感じになるのかなと想像しながら見ることができました! 繋げ方とかがもう本当に上手くてなんかもう、... 語彙力ないです... あと、こっそりフォローさせていただきました! (コメントしていいやつがわかんないけどします ダメだったら消します)
【呪鬼3】をここまで読んでくださった方々へ 作者のうにくれそんです。この度は呪鬼3を読んでくださりありがとうございました。この作品は関係者のあるみかんさんに頂いた設定を元に制作されています。お陰で素晴らしい作品を作る事が出来ました。ありがとうございます。またコメントして下さる方々、本当にありがとうございます。お陰でモチベが上がり完結させる事が出来ました。これからもうにの作品の読者でいて下さい。