『』→メインキャラ(ソル)
「」→モブ、その他
【】→鏡、オバブロ時、過去語り
()→無しは、考え、雑音等
棺から出ると大勢の人がこっちを向いてコソコソ喋ってるのが聞こえてくる。
いつもの事だと思いながら整列する場所やさっきまで棺に入ってたせいで洋服にシワが着いていないかを確認していると隣に居た、ルナが俺に向かって『ねぇ、ソル凄い見られるんだけど……』と問いかけて来た。
俺は丁寧に俺らの国は普段国に入る事も出る事もできないのだから当たり前だろと教えると『あ、そうだったね』と笑顔で返事が返ってきた。
『後、学園ではルクスだ。エーテル』
俺らには少しだけ事情があって偽名を使う事になっているのだけどルナはそれを忘れているのか普通にソルと呼んでくる。
『分かってるよ!ソル』
今、言ったばっかりだろ……って言いそうになるのを辞め『そうかよ』とだけ、呆れた顔で伝える。
エーテル・スペス、鏡の前へ
ルナが鏡に呼ばれた。
『呼ばれたぞ、行ってこい』ルナ…これ以上目立つなよ……
本当はルナが目立つ事はどうでもいい。
ただ、俺が目立つと”あの方”に怒られる可能性があるからして、ルナが目立つ=兄弟である俺も目立つ見たいなのは絶対に避けなくてはならない。
『はい』
そして、ルナが鏡の前に立つと魔法の鏡が喋りだした。
俺はそれを面倒事は勘弁と思いながらルナの寮分けを見ている。
【汝の名を告げよ】
『エーテル、エーテル・スペスです』
【エーテル…汝の魂の形は……不思議だ】
(この後はおまかせ)
【よって、エーオンリベル寮!】
エーオンリベル寮ってなんだ?
エーオンリベル寮?そんなのあるのか?
魔法の鏡が言うんだからあるんだろ
『え、エーオンリベル寮って何?』
『エーオンリベル寮って何だよ!』
俺の思いは虚しくもルナは全く知らない寮を言い渡された。
『聞き間違いか?聞き間違いだよな』誰か聞き間違いって言ってくれ。
『ねぇールクス、どうしよう……』
『落ち着け』やべぇ…これ以上目立つと”あのお方”に怒られる……
全員、落ち着け!まだ式典は終わっていないのだぞ!と半分ずつ色が違う先生?らしき人が言う。
エーテル・スペス、君は少し待っていなさい。と猫を連れた先生。
『はーい』
次、ルクス・スペス。前に
『はい』さっきのエーテルのせいで俺まで目立つじゃねぇかよ!
コソコソ喋っている声を横手に鏡の前へ
【汝の名を告げよ】
『ルクス・スペス』
【汝の魂はさっきと似ている様で違う形をしている……】
【汝の魔力は太陽の様に暖かいが……その奥に冷たい魔力を持っている……】
此奴、俺にまで変なこと言い始めやがった……
【よって、エーオンリベル寮!】
は?この鏡割るか……
ルクス・スペス!君もか!!
『すみません』なんで、俺が怒られるんだよ。あの鏡本当に割るぞ
袖の中で拳を思いっきり握り、今にも殴りそうなのを抑えていると……
バン!
急に大きな音がなり、振り返ると仮面を被った鳥と狸を連れた青年が入って来た。
ルクス・スペス、君も自分の場所に戻りなさい
『はい』今、入って来た子のお陰で少しはさっきのが緩和されるだろ。
『ルクスー!一緒だね』
『そうだな…』
ちょっとすると周りが騒ぎ出した。
『ねぇソ『チッ』る、ルクス』
間違えそうになった、ルナに向かって舌打ちをして俺は『学校ではルクスな?次間違えたら甘い物1ヶ月無しな?』と言い、こいつ学習しねぇな……と小声で呟いた。
『は、はい…』
『で?何だ』
『いや、この騒ぎ何かなぁーって思って……』
赤髪の男「みんな伏せて!」
『エーテル、伏せろ!』
ソルがルナの頭を掴み下に押し下げて結界を貼る。
狸?「ん”な”~~~!!」
そうすると案の定、狸が火を吹き当たり一体が火の海になった。
ターバンの男「うわあ!!あちちちっ!尻に火が!」
赤髪の男に言われたのに行動が遅くてターバンの男の尻が燃えてしまった。
『ルクス、あの人の火消してあげに行ってくるね』
『わかった。俺はあの狸捕まえるの手伝って来るな。終わったら』
俺が先輩へのいい点数稼ぎ出来そうだ……と思ったのが声に出ていたて、それを他の人に聞かれていたのはまた、別の話。
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どうも〜主です!
今回は嘘と真実の第1話を見て頂きありがとうございます。
深夜テンションで書いているので誤字脱字がありましたら遠慮なく言ってくださると嬉しいです!
あ、ここをこうしたほうが良いよとかのアドバイスも貰えると助かります。
次回はルナ目線を投稿致します!
是非、見てください。
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