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棺から出てすぐに僕とソルの2人に色々な人からの視線が矢のように突き刺さる。 ソルはその理由を知っているのか、平然とした顔で僕の隣に立っている。
僕にはその理由が分からず、既に分かっているソルに聞く、ソルはすぐにこちらを向き『当たり前だ、普段は閉ざされている国から来てるんだから当たり前だろ。』と言ってた。
『そっか』
『後、学園ではルクスだ。エーテル』
『分かってるよ!』
『そうかよ』
今、ソルが飽きれた顔しているのは見なかった事にしようかな〜
エーテル・スペス、鏡の前へ
『呼ばれたぞ、行ってこい』ルナ…これ以上目立つなよ……
『はい』
エーテルが鏡の前に行くと魔法の鏡が喋り出す。
【汝の名を告げよ】
『エーテル、エーテル・スペスです』なんの寮かな?ソルと一緒だったらいいな〜
【エーテル…汝の魂の形は……不思議だ】
(この後はおまかせ)
【よって、エーオンリベル寮!】
エーオンリベル寮ってなんだ?
エーオンリベル寮?そんなのあるのか?
魔法の鏡が言うんだからあるんだろ
『え、エーオンリベル寮って何?』
『エーオンリベル寮って何だよ!』
『聞き間違いか?聞き間違いだよな』
『ねぇールクス、どうしよう……』もしかして、私ここの学生に慣れない!?
『落ち着け』
ソルの顔が少しづつ青ざめていくのが取って見える。
多分、彼奴が関係してるんだと思うけど、ソルはなんで僕に頼ろうとしないんだろう……
これでも、お姉ちゃんなんだけどな〜笑
全員、落ち着け!まだ式典は終わっていないのだぞ!
エーテル・スペス、君は少し待っていなさい。
『はーい』
次、ルクス・スペス。前に
『はい』
【汝の名を告げよ】
『ルクス・スペス』
【汝の魂はさっきと似ている様で違う形をしている……】
【汝の魔力は太陽の様に暖かいが……その奥に冷たい魔力を持っている……】
【よって、エーオンリベル寮!】
ルクス・スペス!君もか!!
『すみません』
バン!
急に音が聞こえたと思ったら仮面の変な奴と喋る猫を連れた子が入ってきた。
ルクス・スペス、君も自分の場所に戻りなさい
『はい』
『ルクスー!一緒だね』やったー!ソルと一緒だ!他に寮の子居るかな……?
『そうだな…』
ちょっとすると周りが騒ぎ出した。
『ねぇソ『チッ』る、ルクス』ソル怖
『学校ではルクスな?次間違えたら甘い物1ヶ月無しな?』
『は、はい…』ソルの鬼ー!人でなしー!
まぁ、バレずに食べればいいもんね〜って
『で?何だ』
『いや、この騒ぎ何かなぁーって思って……』
赤髪の男「みんな伏せて!」
『エーテル、伏せろ!』
ソルが私の頭を掴み下に押し下げて結界を貼る。あ、これヤバい奴かな?ソルがしゃがませるぐらいだし……
狸?「ん”な”~~~!!」
そうすると案の定、狸が火を吹き当たり一体が火の海になった。
ターバンの男「うわあ!!あちちちっ!尻に火が!」
赤髪の男に言われたのに行動が遅くてターバンの男の尻が燃えてしまった。
うわぁ暑そう…消しに行ってあげよう。
『ルクス、あの人の火消してあげに行ってくるね』
『わかった。俺はあの狸捕まえるの手伝って来るな。終わったら』
『はーい、頑張ってね〜』絶対に先輩への点数稼ぎにしか思ってないよね……あれって…
ソルと別れ、火のついたターバンの男の元に行き、火を消してあげる。