数々の名門ウマ娘を輩出してきたメジロ家
そこには、1人のウマ娘がいた
誰にも負けない強い炎の魂が
「今年もやってきますね、トレセン学園の入学式!」
「そうだね!今年はどんな子が来るかな!」
「もう、ライアンったら興奮し過ぎだよ」
「ギャルみたいな子が来たら、爆逃げを伝授しよう!」
「暖かい春の風、出会いの季節でもありますね」
「そうですわね」
6人のウマ娘がいた
マックイーン ライアン ドーベル パーマ アルダン ブライト
名門メジロのウマ娘だ
「今年は俺もいるからな」
「フレイム!」
メジロフレイム
まだデビューしてないウマ娘。今年トレセン学園に入学するウマ娘。2つ名「炎の勇者」
生まれつき声が低いというか、ナリタブライアンみたいな声なのだ
「いよいよ俺も入学だからな」
「メジロのウマ娘がまた1人入学ですね」
「フレイム、入学したらネイルショップ行こうよ!」
「ネイルは興味無い」
「ガーン!!」
「俺はラモーヌのようなウマ娘になりたいんだ」
「ふふ、楽しみですね」
「じゃあ私たちは先に学園行ってるね」
「了解」
マックイーンたちはトレセン学園に登校した
入学式は9時半から始まる
「…………」
「身支度したらどうですフレイム」
「お祖母様」
「いいかいフレイム、トレセン学園のウマ娘は誰もが目標を持って入学して来るのです」
「そこはわかってるさ」
「挫折、迷い、歓喜、悲観、色々な感情がレースに繋がるのです、だから色々な経験をするのですよ」
「わかってますよ、目標はもう決まってる!」
俺は目標がある、それは…
メジロはクラシックに優勝した子もいるが、偉業まで達成していない。だからなりたい!
「そろそろ出た方がいいんじゃない?」
「そうですね、行きましょう」
俺は学園に向かった
トレセン学園
「広いな…」
俺は入学の行事を色々聞いた
「ここか」
教室に入ると、席順の名簿が黒板に貼ってあった
「後ろか」
俺は後ろの席に座った
クラシックのことや、出走登録方法など色々聞いた
「チームか、どこに入るか…」
マックイーンが所属しているスピカか、対等しているリギルか
ふと左を向くと
「なんだよこれ」
『スピカに入らないやつはダートに埋めるぞ!!』
「マックのやつ、こんなチームに入ってるのかよ」
俺は他のところに回ろうとしたその時
「?」
何かがぶつかった
「すみません、前を見ていなく…て…」
そこには、サングラスとマスクをした5人の人が
乱入者か?!
「スカーレット、ウオッカ、スペ、テイオー、やーっておしまい!」
「ふっ!!」
「交わした?!しかも消えた!」
「どこにいやがんだ!」
「ここだ」
俺は木の上にいた
「不審者は警察に連絡して…」
「待て待て待て待て待て!!!!」
「冗談だよ」
「もう!結局ダメじゃないですかゴールドシップさん!」
「そうだったか〜?」
「誰だ君」
「はい!スペシャルウィークって言います!」
「ボクトウカイテイオーだよ!」
「初めまして、ダイワスカーレットよ」
「俺はウオッカ、よろしく!」
「そして、あたくし世界一可愛いゴールドシップ様よ〜!」
「自分で言うか普通?」
「文句あんのかおら!」
「ねーよ。俺はメジロフレイム、メジロ家の子だ」
「メジロ?!じゃあマックイーンの?!」
「そうさ、マックが世話になっている」
「じゃあ、スピカに入らない!?」
「勝手に決めるな、俺は生半可な決断は嫌いだ。チーム入りは色々考えてから入る予定だ」
俺はこの場を去った
俺はグラウンドに向かった
それは…
「はぁぁぁぁぁ!!!!」
「すごい!ローマさん速い!」
「さすが伝説の三冠ウマ娘!」
紅き跳ね馬、スクーデリアローマだ
走り終えたあと
「やあ君!新入生かな?」
「ローマさん、あの加速は凄かったです」
「ありがとう!」
「後半からのスピードは衰えず、地面に強く蹴るなどあれば誰も真似できませんよ」
「詳しいね私のこと!」
「ファンですから」
「んお?マックイーン!」
「ローマさん、フレイムも一緒だったのですね」
「メジロの子なの?」
「そうですわ」
スクーデリアローマ
伝説の三冠ウマ娘。トレーナーはあのレーサー『三井優希』でもある。
「俺、チームスクーデリアに入る」
「おお!期待の新人登場か!」
スクーデリアローマ率いるチームスクーデリアは、チーム総合1着回数1位の記録を誇る
「スピカには入らないの?」
「今朝も言ったろ、ラモーヌを超えたいって」
「いいんじゃない?夢のある目標で」
「けど、まだ入部届け出していないけど」
「俺が決めたんだ、決まりはねーだろ」
「よし!チームスクーデリアの加入、待ってるよ!」
「ありがとうございます!」
俺は必ず超えてみせる。
でかい夢を実現するために!
コメント
2件
ありがとう!!! これローマの後継者のフレイムの物語なの!是非イラストにしてもいいよ!
新しいお話ですか!メジロフレイムちゃんが私の好みにあっててやばいです!推します!!