「先ほどは失礼……僕としたことが、つい」
移動したリビングのソファでゆったりとくつろぎながら、美青年は微笑んだ。
まばゆい金髪に碧眼、彫りの深い顔は二次元から飛び出してきたのかと思うくらい整っている。すらりとした長身には無駄な肉が一切ついておらず、まさに八頭身の見本のようなスタイルだ。
ただ座っているだけなのに全身から発せられるイケメンオーラに圧倒されて、ロメは縮こまっていた。
「ど、どこかの王族の方ですか……?」
「んなわけねーだろうが。つか、お前こいつのこと知らねえ……よな」
ルチオは肩をすくめた。
「こいつはモデルだよ。そこそこ売れっ子のな」
「もっ、モデル! どうりでオーラが尋常じゃないですね……」
ロメは瞬いてザックをそろりと見た。視線がかち合うと、王子様は絶妙のタイミングでウインクしてみせた。
「チャオ」
「ど、ど、どうもです」
「僕は砂田ザック。よ***********************
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