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「ん……」
目が覚めると、そこは何やら木の板で出来た壁があり、丸い窓がある。
更に色々な薬剤だったりが入った棚も置かれていた。
「お、気が付いたか。」
そう声を掛けられて顔を向けると、金髪の変わった髪型をした男性が座っていた。
「は、はい。えっと…私一体………」
「何だ覚えてねェのかい?お前、浜辺で倒れてたんだよい。」
「えっ…?」
「だが幸い外傷とかはねェし、意識もあって良かった…。
そんで、何であんなところに居たんだい?」
その人に問われるのだが……
「それがあの……私にも全然分からなくて……」
何故そんなところに倒れていたのか全く記憶がない。
それに
「これは…?何か大荷物を持っていたみたいだけど…」
と、近くに居たナースのような女性がカバンを見せた。
そのカバンを持っていたというのも覚えはなかった。
「知らない……です…。」
「じゃあ名前は…?自分の名前は言えるか…?」
名前………
名前……
私の名前は………
あ、あれ……?
「何だっけ……」
自分の名前が出てこなかった。
誕生日はもちろん、今何歳であるのかも分からない……
「まさか……記憶喪失か……?」
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