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#BL
授業が終わり教室から出る。じゅうは教授に聞きたいことあるからってどっか行っちゃった。俺は1人で食堂に向かう。お腹すいたなぁー、今日何食べようかな。
食堂の目の前でまた仁人くん発見!!
話しかけようと思ったら他の人と話してる。勇斗くんの時よりなんか楽しそうにしてる……?勇斗くんと話してる時はちょっと呆れ気味に静かに話してる感じだったけど、今は、なんかすごく笑ってる。なにあの笑顔。初めて見た。可愛いけどなんか悔しい。
「仁人くん!また会ったね!」
つい話しかけてしまった。
「あっ、舜太くん。」
「え!?仁人に俺の知らない友達!?」
「太智うるさい。」
太智。太智くんって言うんや。仁人くんとどんな関係なんやろ。なんか昔からの友達っぽい。てか今友達って言われて否定してないやんな!これもう友達ってことでいいん!?
「こんにちは!俺、舜太っていうんよ!よろしくな!」
「まってや!舜太くんもしかして関西出身やったりする!?」
「うん!俺三重出身やねん!」
「まじ!?俺和歌山やで!!ちなみに俺は太智な!よろしく〜。」
「太智くん!関西仲間初めてや!嬉しい!」
関西出身の子初めて見た!この太智くんって子いい子そうや。勝手にライバル視してしまったのちょっと反省やな。もしかしたらさっきの勇斗くんもいい人なんかも。次会ったらゆっくり話してみよかな。
「……太智。舜太くんに絡まないで。」
「えーーなんでやええやんか!貴重な関西仲間やで!ゆっくり話させてや!」
「いいから。先食堂行って席取っといて。」
「えーーー仁人のケチーー」
仁人くんは太智くんの背中をグイグイ押してる。ぶつくさ言いながら太智くんは行ってしまった。仁人くんどうしたんやろ。俺と太智くんが話してたらなんか拗ねてそうな顔してたな。
あ、俺が太智くんと話してたのに邪魔しちゃったからかな!?だとしたら申し訳ない。でもなんでそんな顔するんやろ。友達だったらいつでも話せるやろうし。
はっっ、もしかしたら太智くんのことが好きで俺がライバルになると思われてる!?違う!違うで仁人くん!俺が好きなんは君や!
「……舜太くんごめんね。ちょっと元気すぎるでしょ太智」
「いやいや全然!太智くん元気でめちゃいい子そうやね!…てかてか、俺こそふたりで話してるとこに急に入っちゃってごめんな。」
「いやっ、それは全然大丈夫。太智とは高校から一緒で、いつでも話せるから。」
高校から一緒かぁ。じゃあ俺の知らない仁人くんもいっぱい知ってるってことやんな。羨ましい。
「そうなんや!ええねぇ!高校からのお友達かぁ。羨ましいわぁ」
俺の言葉に仁人くんは少しだけ目を丸くした。
「……羨ましい?」
「………えっ!?あ、いやいや!なんでもない!」
やばいやばいついポロッと本音出てまった!! 焦っていると後ろからじゅうの声がうっすら聞こえてくる。振り返ったら思ったより近くにいた。相変わらず声小さいなぁ。
「しゅん〜」
「じゅう!教授に聞きたいこと聞けた?」
「うんばっちり。…あれ?仁人くんだー!しゅんしゅんもう話しかけてたのー?」
「ちょ、ちょちょ!!じゅう黙って!」
じゅうのアホ!!なんで言ってまうんよ!ほら仁人くんはてなマークめっちゃ浮かべてそうな顔してるやん!
「…じゃ、じゃあ俺太智のとこ行くね。またね舜太くん。」
「あ、うん!またね仁人くん!」
今日は幸せな日やな!仁人くんとめちゃ話せた!また近いうちに話したいなぁ。
コメント
1件
あらためて読ませていただきましたが、今回もすごく可愛いエピソードでしたね!🍀 仁人くんが太智くんと話してる時の笑顔に嫉妬しつつ、心の中で「俺が好きなんは君や!」って叫ぶ舜太くんの純粋さに胸がときめきました。太智くんが関西出身で一気に仲良くなるところとか、じゅうくんに「しゅんしゅんもう話しかけてたのー?」って暴露されちゃうシーンも微笑ましかったです。仁人くんが舜太くんと太智くんの会話を遮ったのも、ちょっとやきもち?って思えてドキドキしました。続きがすごく気になります!