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真「……次はもっと覚悟してね?」
真の言葉が耳に残ったまま、泉はそっぽを向いた。
顔が熱い。心臓もうるさい。
なにこれ、意味わかんない。
泉「な、なに……調子に乗っちゃってさ……」
真はクスッと笑って、タオルを泉の肩にかけた。
真「でも……ちょっと、嬉しかったんでしょ?」
泉「はあ!?な、なんであんたにそんなこと……っ」
真がにこっと笑って、泉の耳元に囁く。
真「顔、ぜんぶ赤いですよ、泉さん」
泉「……っっ……う、うるさい、バカゆうくんっ……!」
泉は顔を覆って、タオルで隠れてしまった。
その姿があまりに可愛くて、
真は、少しだけ得意げだった。